無症状コロナ感染者、隔離期間を5日間に短縮 米CDC
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これは社会的に大きな影響を与える決定です。人にコロナをうつすケースの大半が発症前の1~2日、発症後の2~3日に発生しているという科学的根拠に基づいて、特に無症状の場合には過度な対応をしないようにという意図が見て取れます。
私が勤務するニューヨーク市では、オミクロン株を中心に1日に約2万人の感染者が出ており周囲でも感染者や濃厚接触者になる人が増えてきました。幸いにも入院を要する患者の増加は緩やかで、病床逼迫には至っていませんが、同僚やスタッフに感染者が出てしまいそのカバーのため人員不足に陥っています。
隔離期間が短縮されることで、マンパワー不足の問題が改善されるため、医療現場にとっては良いニュースと言えます。日本でも今後オミクロン株の流行が始まれば同様の事態が予測されるため、今のうちから隔離期間の短縮については検討を行うべきだと思います。科学的知見に基づいて安全性を判断してリスクを取る米国と、何かにつけて感性的な安心を求める我が国との間で、経済的な格差はますます広がりそう。(@@。
「トゥーレイト・トゥースモールより、拙速、やりすぎのほうがまし」と岸田総理は主張していらっしゃるようですが、こうした日本の行き方が、人口当たりの死者数が欧米諸国の15分の1程度に度止まった日本の昨年度のGDPを欧米並みに落とし込み、回復も遥かに遅れる事態を招いているのです。拙速、やり過ぎが国民の日常生活と中長期的な経済的豊かさに及ぼすマイナス影響を十分に顧慮し、拙速、やりすぎにならないよう対応する冷静さが求められる局面じゃないのかな・・・
オミクロン株の話が出た途端に全世界を相手に実質的な鎖国状態といえる極端な国境封鎖措置を取り、感染者のみならず陰性・無症状の濃厚接触者について14日間の宿泊施設による隔離を求める政府の対応が我が国では国民に歓迎され、政権支持率も上がっているようですが、こうした動きを見ていると、如何なものかと感じます。 (・・;