【読書】今日から実践できる「運がいい人」の考え方
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脳の仕組みで説明されると、すごく腹落ちします。「運が良い人」を単にそういう運命だから、、、と片付けずに、脳の仕組みと紐付けて、実は運が良くなるように脳を仕向けている「影の努力」があると気づくと、多くの勇気を与えてくれますね。
もちろん生まれ育った環境の違いで、最初から可能性の違いはあるでしょうが、最終的に強いのは、コツコツと諦めないことが大切。アメリカにいる頃、クリントン元大統領含む世界的指導者をコーチしているトニー・ロビンズという方のTVプログラムを見て、衝撃的に考え方が変わったのを思い出します。
トニーは、母親の3度の離婚と貧困のあまり大学にも行けず、ビルの清掃の仕事につきますが、決して諦めない心で、世の中の人達に可能性を見出したいとコーチングの道を自ら切り開きます。「Decision shapes your destiny, not the other way around. (決断があなたの運命を作る。その逆ではない)」と。これまでの彼の偉業を考えると、セラトニンやオキシトシンなど凄い脳反応をした結果なのでしょうね。
自分の思い込みで定めた限界や恐れを乗り越えることが、いかに大切であり、脳の仕組みで説明してくれると、自分もやれる!と前向きになれます。全ては、自分がパワーを持っていますね。ナポレオンは司令官を任命するときに、業績よりも「君は運がいいか?」と尋ねたと言いますが、結構腹落ちする話でした。
ちなみに、よく学生にするのは「成功確率が50%というのは、2回やれば必ず成功するという意味ではないよ。たくさんやるとほぼ半々になっているという意味」。管理職の360度評価をしていると高評価者は仕事で一目置かれるスペシャルティがあり、同時に人への接し方が自然体でフレンドリーな人が多い。
スペシャルティに自信があるから自然体でいられるのか、
自然体でフレンドリーだから人の繋がりや新しい情報がどんどん入るのか、どちらが先かわからないが極めて両者は連鎖している。
一方極めてスペシャルティが低く、人への接し方が立場により変わる人は厳しい評価であることが多い。
仕事に自信がないから虚勢をはるのか、
虚勢をはるから裸の王様になり、仕事自体がアップデートしないのか。どちらが先かわからないが極めて両者は連鎖している。
自分は運がいいと信じることからはじめるか、ラッキーや達成が積み重なるのをまつか。
これもまた連鎖しているので、意思をもって自分は運がいいと信じ、人のよい側面を見るように努め、人も状況もブライトサイドに注目して、物事を進める人が支え支えられて結果的に『あの人は運がいい』となるような。