CEO7割は失業警戒-来年コロナよりサプライチェーン懸念
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半導体不足で利益が出ない分野も出てきています。
自社が半導体分野と直接関係なくても、取引先が関係していて、取引が終わってしまうことも。
隔離期間が5日になったりと、より流動的になる一方で懸念材料が残っていますね。
注目のコメント
CEOが「ビジネスモデルの進化で職を失うかも」と感じているというのは良い方に振れれば健全な危機感で、変化のきっかけになるように感じます
ぜひ日本でも大企業の社長に同じアンケートを取ってほしいところで、正直に答えるかは別として「不祥事でもなければ職を失うリスクはない」「ビジネスモデルも変わらなくても自分の在任期間は逃げ切れる」と思っている人が大部分を占める気がしますこの日本語訳だとわかりにくいですが、(世界各地の大企業の)CEOの7割が、自分自身が職を失うことを心配している、という調査結果ですね。
ビジネスモデルが急速に変化していくので、自分が用済みになってしまうのではないか、という懸念をCEOたちが語っている内容です。
IT系などはそれほど懸念が大きくないですが、サプライチェーンに依存する製造業や流通、小売は、世界的なサプライチェーンの組み換えが起これば、より適切な人材に取って代わられるのではないか、と懸念している、という話です。
2021年は中国からのシフトがサプライチェーンについての話題の中心でしたが、2022年は、ロシアとの流通が途絶えて、エネルギー供給も一変するかもしれません。
https://www.bloomberglinea.com/2021/12/27/fearing-the-ax-in-2022-ceos-sweat-supply-chain-more-than-covid/CEOの74%が自身が職を失うことを心配しているとの内容。この絶対数より、昨年調査の52%から20pts以上も上昇しているということの方が重要な気がする。コロナの受動的・一時的な対応に追われた昨年から、より主体的・恒久的な変化を主導する必要性が高まっているということかと。
懸念はコロナよりサプライチェーンというのも、サプライチェーンの構造変化や需給逼迫の引き金になった一因がコロナでもあるわけで。とりあえずサプライチェーンが当面の一番ホットな問題というのは2022年も継続しそう。