「ESG経営」は儲かるのか? 因果分析で紐解く。
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障害者雇用に力を入れる、
環境に配慮した製品・サービスを提供する、
それ自体が良いことだと分かってはいるが、
収益の向上と結びついていないのは、
非財務指標が可視化されていないから。
見える化すること大事!!!
注目のコメント
最近では、ESGやSDGsという言葉を聞かない日はないほど、企業活動における様々な場面で環境への配慮求められているのではないのでしょうか?
その一方でESG経営は実際のところ企業の利益につながるのかは不透明であるように感じます。
そんな中、ISIDとオープンイノベーションラボが「CALC(カルク)」という因果分析サービスを用いて、ESGの取り組みと企業パフォーマンスの因果性をデータで示すことに挑戦したことが記事ではまとめられています。
結論から言うと、因果関係は確かに「ある」という結果。
中でも個人的に面白かったのは、「2020年から2021年へのPBRの成長率に、5年前の二酸化炭素の排出量が影響を与えていたこと」がわかったという部分。PBRと5年前の二酸化炭素排出量にある相関は人間が見つけるには相当骨が折れそうですし、「CALC(カルク)」のようなデータ分析サービスだからこそ発見することができたと言えるのではないでしょうか。
このようなデータを用いた因果解析が広まれば、誰もが課題に対する的確なアプローチの仕方がわかるようになりますよね。そして今回のPBRと二酸化炭素のような意外な相関がたくさんこれから見つかるかもしれないのは、個人的にとてもワクワクします。ESG経営に興味がある方には是非読んでいただきたい記事です。- イノラボ×SDGs 連載 第四弾 -
「ESG経営」は儲かるのか?
イノラボのメンバーは、非財務データサイエンスの専門家であるサステナブル・ラボと共同で、非財務情報が企業パフォーマンスに影響を与えているのか検証しました。
検証に使用したのは、ISIDとソニーコンピュータサイエンス研究所(以下「ソニーCSL」)、クウジットの3社が共同展開している因果分析サービス「CALC(カルク)」です。
今回の検証でわかったのはどんなことだったのか、その意義とはどんなものなのか。そして今後、結果はどう生かされるのか。取り組みに携わった5人に語ってもらいました。