「いいものを安く」売りすぎている日本。適性なプライシングの専門家がいる意外な業界とは?
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注目のコメント
「値決めは経営である」と言ったのは、京セラ創業者の稲盛和夫さんでした。
機能別組織の場合、販売チャネル対応をする部署が、価格に対する発言権が大きいことがありますね。
そうすると、「安い価格でたくさん売ろう」という発想になりがちです。
プロダクトのPLに、短期的にも長期的にも責任を持つ人間が、販売数量と顧客の価格感度を見極めて、決める必要があります。
言うはやすし。
だからこそ、稲盛和夫さんは「値決めはトップの仕事。お客様も喜び、自分も儲かるポイントは一点である」としたのでしょう。おもしろい!値上げ=売上減少だと思うから、会社の立場関係なく誰もやりたくない。結果的に経費削減で、賃金が安く働く人が疲弊する。
”価格変更をした経験のある人数も少ないし、責任をもって回し切ったことがある人が限られる。その人材不足の問題は非常に大きい”値上げが困難だから
内容量を減らしたりする「ステルス値上げ」とかで誤魔化すしかないわけで…
それでも批難されますし.
平成30年間のコスパ思考に慣れ切った世代を相手に「値上げ」するのは,難しいですよね.
リニューアルやリパッケージして「新商品」として新しい値付けをする方が,まだしも容易かなと思います.