米上院、債務上限引き上げ法案可決 下院に送付
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「上院の単純過半数で債務上限を引き上げられるようにする別の法案で合意」するフィリバスター対策。
上院の場合、少数派(党)が41集まれば59の多数派(党)を止めることができるフィリバスターが常に大きな壁。今回の手法がこれからも使われる機会が増えると既に話題に。ただ、今回のようにはまったように両党の思惑が一致するのは例外的なので、やはりフィリバスターそのものにいずれは手をいれていくのかと思います。非常に重要なポイントは、民主党は1会計年度に一回しか使えない財政調整法を温存したまま、債務上限問題を可決できたことだ。つまり、バイデン大統領の目玉政策のBBB(ヒトへの投資)法案が成立する可能性も高まっている。中道派のマンチン氏の動向次第だが、年内に成立に向かう可能性はかなりあると思われる。