【ふるさと納税】お得競争でサステナブルな日本は作れない
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注目のコメント
ふるさと納税は単純な地域間資金資源移転というより社会関係性資本(地域の関係性人口の増加など)が地域に増えるきっかけとしての要素の持つインパクトの可能性が重要なのだと思います。その観点で、トラストバンクが課題解決志向型・共感型の地域課題解決の総合的プラットフォームを志向していることは、本来ふるさと納税が持つポテンシャルの適切な発揮と健全な展開の観点からとても重要なことだと思いますし、「地域を元気にすることへのこだわり」を通じて、ふるさと納税や地域内循環に「魂」を入れていくリーダーシップに期待しています。
取材を担当しました。
そろそろみなさんも「やらなきゃ……」と思ってるであろう、ふるさと納税の話です。
ふるさと納税の記事というと「どれだけお得か」という話か「何が問題か」という話が多いかと思いますが、今回は「どんなふうに役立ってるのか」の部分にフォーカスしました。
それを知ると、今までとは違う意味で「早くふるさと納税しなきゃ」と思えるかもしれません。
私も今、激しく焦っています……!島根県海士町ふるさと納税担当の松田です。
取り上げていただきありがとうございます。
私は、ふるさと納税のあるべき姿はいただいた寄付の「出口」だと考えています。
今回取り上げていただいた未来共創基金は、本当の意味で持続可能性を探る取り組みです。小さい自治体だからこそ、一つでも産業を失うということのインパクトは計り知れないものがあります。産業を守り育み生み出すために挑戦を支援し、熱量ベースでの投資がこの未来共創基金の使い道によって行われます。それを官民からの伴走体制と各分野の専門家による審査により、島全体への影響を生み出していきます。
実際にこの未来共創基金で投資を受けた事業者の方は、「今後寄付でいただいた投資金額を返済し、次の挑戦をする人間に使ってもらいたい」と言っており、これが実現し広がればふるさと納税を通した本当の意味での持続可能な循環の輪が広がっていくのではと思っています。
その過程も開示し、ご寄付いただいた方にも参画者として、どのように使われているのか知っていただければと思います。
トラストバンクさんのように、地方の魅力を発信し、寄付金がどのように使われ生かされるかを考えていく姿勢は本当に素敵だと思います。
いち地方のふるさと納税担当者として、ふるさと納税を通して返礼品だけでなく、寄付したお金がどのように地域に反映されるのかもみていただけると嬉しいです。単なるECではない「意志のある寄付」となれるのかなと思います。