ニッセイ・キャピタル、「働きがい」で追加出資を判断
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数年前から仕込んできたプロジェクトが日経新聞に取り上げて頂けました!素直に嬉しいです。
財務指標は当然大切なのですが、非財務指標(これから財務指標になるという意味では未財務指標と言ってもいいかもしれません)の大切さを啓発していきます。
また、「エンゲージメント投資」によって、シンボリックなディールを創出していけたらと考えています!
注目のコメント
とても興味深いです!
どのステージの投資であっても、VCとして「チーム(人的資本)」は本当に大事にしています。
定性的ですが、でも多面的にあの手この手で見させて頂いています。経営陣のリファレンスなどはもちろん、Glassdoorのような従業員クチコミサイトやご面談時のチームの受け答えなどもじっくり見させて頂いたりなど。
(面談中に「おい、〇〇、これどうなってんだ」と私達投資家の前でチームに怒り出す経営陣の方もたまにいますが、良い印象とは言えないですよね。)
また、ESG重視型ファンドとして、ESG関連DDの質問事項への回答自体だけでなく、その姿勢などもとても観察させて頂いています。
ただ、やはり経営陣以外のより従業員の方々の温度感を把握するのは課題だったのでこのようなツールはとても興味深いです。
また「働きがい」への着目も面白く。「働きがい」は会社さんのPurposeと直結していると思うので、特にこれからの企業に重要だと感じました!企業価値を測る上で重要な財務諸表と非財務指標。非財務指標における人的資本である「働きがい」などを定量的に可視化して、発行体と投資家が共通言語として対話できると、財務諸表のみからは反映できなかった価値(良い部分のみならず、課題も含む)を企業価値算定に反映することに繋がると思います。発行体と投資家間双方の情報格差が縮小し、フェアバリュー追求を目指せると良いですね。
エンゲージメントは生産性や離職率にも影響があるという調査結果もあり、スタートアップの価値を測る上で重要な指標の一つだと思います。
上場企業のIR資料にも従業員の働きがいが掲載されるようになるといいですね