【神保哲生】日本メディアの特権構造。「自分たちで育てる」意識で健全化へ
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NPえらいぞ。
こういう話題を、1メディアとして自問自答できるというのは、この日本ではとても貴重な存在だと思います。
この姿勢はずっと続けていって欲しい。
普通にメディア問題を考える上で大事な論点が沢山散りばめられているので、色んな人に見てほしい動画でした。
わたし的に面白かったのは、これまで歴史的にもともとあった情報「伝送路」の貴重性、それを独占してきたマスメディアや出版、更にそれがインターネットの登場によってその伝送路の価値の拡散してしまうとか、その辺の話でした。
そういう視点でマスメディアを見るというのは、われわれ一般人にはなかなか無い視点だと思いますが、とても大切ですね。
あと、メディアを「自分たちで育てる」という意識も、超大切なんだというのも覚えておかなければいけないと思います。
普通に、選挙に投票にいく、とかよりも、ずっと根本的で、何十倍も大切。
ここが守れないと、普段から社会問題の意識を醸造し続けるということが出来ません。そして、それが出来ないともう選挙の意味も無いし、民主主義も単なるトップダウン以上のものにはなりません。
それは北朝鮮の「民主主義」とかを笑えない事態です。
神保さんのやってるvideonews.comも、わたしは大好きです。
YouTubeで無料のものがたくさん見られるので見てみて欲しいです。
死ぬまでがんばれ神保哲生!ジャーナリストも職業の一つ、生業として企業から給料をもらう企業人何だとしても、メディアには使命があり、ジャーナリストはその使命感に突き動かされるマインドを持つ人が、望んで選ぶ職業であると、ずっと考えてきました。
でもメディアが普通の産業になり、普通の人が上司の顔色を伺いながら、どうすれば評価してもらえるかということになっているようです。
民主主義を支えるメディアやジャーナリストの職業倫理も、ごく普通のコンプライアンスになってしまったようです。
悪を為さなくとも、信じる善を為す、つまりジャーナリストの本分を行うことをしなくなったことで、結局は報ずべきものを避け、報じてもよいとされることを報じる身内の社内報になってしまっているんでしょう。
結局受け手も、垂れ流される広報以外の「鍵のかかった箱の中の鍵」があることも知らないことになり、投票しても何も変わらないと思えば、投票して世の中を変えたいと思う人も、絶滅危惧種になって、結局現職ばかりが当選するわけです。これでは選挙で世の中は変わらないし、政権交代によって、政権の切磋琢磨が起きるはずもなく、「嘘は役に立つ」「逮捕されなければいい」という劣化した政治を私たちは選んでしまうだけです。
既得権益とごく一部の身内が、思うがままになる世の中になるばかりです。
メディアの劣化は、民主主義の劣化であり、不正義が放置される社会を招くだけです。
「善を為せ」
とジャーナリストは本来の職業倫理に立ち返らねば、メディアは衰退するだけです。メディアが衰退した国の民主主義は、誰かにとっての都合の良い権力主義に置き換えられるでしょう。RethinkJapan、今回はビデオジャーナリストの神保哲生さんをゲストにお招きしました。日本のメディア構造の問題点、および政治との関係性や業界自体の変化など多角的にメディアの現在・あるべき姿について語っていただきました。