ファッション誌エル、毛皮コンテンツの使用中止を発表
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企業のブランド戦略が然りならメディアもこう宣言しなくては広告主が離反する。サステナビリティとビジネスはもはや一体化しました。
この流れに対応できないブランド、メディアを若い世代はカッコ悪いと認識する、社会課題であり、ビジネスであり、マーケティングだ。このように宣言しなくては広告もとれなくなる、という事態は理解できます。
一方、人類に最初から寄り添ってきた毛皮に関して議論すらしないというのはどうなのか? 知的な営為と言えるのか? 北極圏では命を守るために毛皮が必須で、それは虐待によって生産されたものでは決してない。地球全体の循環という視点を入れた柔軟な議論は、今や広告媒体となったファッション誌ではムリとしても、どこかで続けられるべきでしょう。同誌のバレリア・ベソロ・ロピズ(Valeria Bessolo Llopiz)インターナショナルディレクターは同日、ファッションメディアのビジネス・オブ・ファッション(BoF)が開催した会合で、「紙面やサイトにアニマルファーを掲載することは、もはや私たちや読者の価値観とは合致しない」と発言。同誌が「動物虐待に反対」の立場を示す時が来たとの考えを示した。
海外の人の動物虐待に対する考え方はわかりませんが、私はファッション誌がこのようにすることにはあまり意味がないのではないかと思いました。何故なら、動物虐待に関連するコンテンツを扱わないことで、取引先が減ることは考えられますが、増えることは考えにくく、会社にとってメリットの少ない決断だと思うからです。ただし、これは私の知ってる範囲での考えであり、海外やファッション業界では動物愛護に関心が強く、このような決断で好意を抱き取引を開始する企業がもしかすると多いのではないかと思いました。