【入山章栄×佐々木紀彦】30歳は動くとき。「大企業1社」キャリアからの脱却
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その上で、僕が一番複業をしてほしいのは、大手メーカーの研究所にいるような理系人材です。
理系人材のほとんどが、地方にある研究所や工場で働いているから、そのとても狭い世界しか知りません。
平日は隔離された研究所や工場で同じ仲間と働き、週末はやることがないからその地域でゴルフをする。
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ほんとこれ。
製造現場に勤める多くの優秀な理系人材は、大抵限られた予算の中で安定操業に追われて、気づけば早30代。(院卒のため)
理系文系括るのはそぐわないかもしれないが、文系人材よりキャリアパスについてあまり考えていない印象を受ける。
もちろん当の本人らがそれで満足しているのであれば何とも言えない。
注目のコメント
私も日系から米系・英系、金融からITまで色々経験してきましたので(ついでに留学も)お二人のお話には非常に共感するところがあります。
ただし、友人の中には、新卒以来1社で30年のキャリアを積み、30代で新規事業に関わり、40代で別の新しい事業の立ち上げのリーダーになって、50代で会社の成長を牽引している人も結構います。要は、ここぞというときに腹を括って、コンフォートゾーンから飛び出せるかどうかなのだと思います。経営学者の入山先生と初代NewsPicks編集長の佐々木さんによるミドル世代に向けたキャリア論。お互い30代に転機になる出来事を体験したことから、新しい世界に飛び込んだおふたりが今、30代、40代のビジネスパーソンがチャレンジすべきことを語っています。
「ビジネスの世界では、成人は20歳ではなく30歳くらいの感覚」と入山先生。チャレンジは何も若いビジネスパーソンだけの話ではない、スタートするのに年は関係ないとエールを送っています。大企業で学べることはたくさんありますが、「大企業1社」で働き続けるリスクは高い。令和時代は、日本企業、外資、スタートアップ、フリーランスなどを、ライフステージに応じて自由に渡り歩くスタイルが人気になるのではないでしょうか。