大胆な建築デザインを生み出す“組織設計のカリスマ”とは
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日本における建築の組織設計事務所はユニークな存在。
設計の前に土地やエリアの開発を担うデベロッパー、設計だけでなく施工・保守まで担うゼネコン、設計にフォーカスするが意匠だけでなく構造や環境まで設計を行う組織設計事務所、意匠設計にフォーカスするアトリエ系設計事務所。
多くの人が森ビルのようなデベロッパーや竹中工務店のようなゼネコンは知っているし、安藤忠雄のようなアトリエ設計事務所の個人名は知っているけれど、日建設計のような組織設計については知らない。
建築は公共性の高い総合芸術(技術という意味も含むアート)であり、時代をつくる思想・潮流は建築家が発信・形成していますが、それを支える黒子のような存在はもっと知られて良いと思います。日本の建築の設計や施工の技術力は大変に高いですからね。
株式公開せずに社員のみで全株式を保有しているところとか、個人の名前があまり出ずにクライアントファーストで動いていくところとか、規模拡大を目指していないけど結果的に規模拡大していっているところは、戦略系コンサルのようなプロフェッショナルファームのような匂い・空気を感じてしまいます。ホキ美術館 行きたい場所のひとつですが、このようなお話しを読むと余計に行きたくなる。
アートは建物と合わせて楽しめるようになったのは
国立西洋美術館がきっかけだったと思います。
国内でコルビュジエ 唯一の作品。