楽天・三木谷氏 現在検討の電波オークションに対し、「寡占化が復活する愚策で大反対」というツイート
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注目のコメント
海外ではオークション形式の方が一般的で、日本でも現状の行政による割当からオークションに変更するべきだという声が強かったと認識しております。
ただ、オークションという名の通り、基本的には高額なオファーを出せる事業者が落札できるわけですから、資金力の劣る事業者からするととんでもないという話になります。これが今回のツイートに繋がるのかなと思料します。
確かに、後発の事業者からすると、今まで割当を受けていた先行事業者が莫大な利益をあげ、後発事業者は電波を得るのにコストがかかるのは不公平だ!という事になるわけですが、割当を待つのが良いのか、コストをかけてでも自由落札できる方が良いとするのかは事業者によって事情が異なるので意見が分かれるところでしょう。
しかし、オークション形式は、行政の審査プロセスの簡略化、透明化というメリットもありますし、落札額が国庫に入りますから、一市民からすると有限で貴重な電波という資源をタダで割当られるよりもオークション形式の方が良いのでは?と思います。携帯より先に、テレビの電波オークションをしたらどうですかね?何十年も格安に使えている現状には違和感しかありません。絶対、テレビ局では流されないと思いますが。
オークション議論が未成熟だと感じるのは、利用者の負担がリアリティを持って論じられていないこと。2兆円で周波数を買えば消費税1%上げるのと同様の負担が利用者に転嫁される。そりゃ財務省は望むわ。電波割当の公平・透明性、競争政策という観点と並び、通信コスト負担という点での議論を求む。