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塩野義製薬、コロナに資源集中 研究者の8割投入

日本経済新聞
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    専修大学 商学部教授

    新型コロナ関連薬の開発に対して「日本製」医薬品の実現のために努力をしている素晴らしい企業、研究開発での甘えを極限まで切り落とし、社員に寝る時間を削ることを厭わずに時間を短縮するよう檄を飛ばしている。このような社風に変えたのは手代木現社長の手腕によるものとの記事です。「過剰労働にはなっていませんか?」という視点はここではいったん置いておきますが、研究開発が急がれる現状、社員の皆さまの涙ぐましい努力に対してまずは感謝します。

    見出しになっている「コロナに資源集中 研究者(約700人)の8割を投入」は大きな誤解を招くでしょう。研究者約700人とは、正確には「研究または開発」業務に携わる方を指していると思います。

    製薬企業では「研究」と「開発」では業務内容が大きく異なっています。一般に研究担当者は前臨床試験(化学合成等の創薬と動物実験)まで、開発担当者は臨床第1相試験~臨床第3相試験の業務を担当します。研究者担当者は科学者的な業務が主で、開発担当者は臨床試験の計画を行う業務、医師との折衝業務、治験コーディネート業務、統計業務が主な役割です。通常、両者の専門性は全く異なり、つぶしはききません。また、研究業務の場合はより専門性が高く、塩野義製薬が得意とするのは、脂質異常症治療薬、細菌感染症治療薬、ウイルス感染症治療薬、疼痛治療薬の各領域ですが、領域ごとの相互乗り入れ(担当変更)が大変難しい状況にあります。

    8割という数字は、実感的には「すべての研究または開発担当社員を新型コロナ関連薬に回しても足りない」状況だと理解できます。これが本当に可能なのか疑問です。

    また、塩野義製薬の現在の開発品は、同社の発表によると次の通りです。
    https://www.shionogi.com/jp/ja/innovation/pipeline.html
    新型コロナ感染症薬はこの52プロジェクトのうちの3つであり、記事が事実に基づき書かれているならそれ以外の開発品はほぼすべてストップした状態にあることを意味し、これを続けるなら、今後同社の経営は大きな打撃を受けます(それまで数年来投入した莫大な経営資源=候補品の放棄を意味します)。

    したがって、8割が事実だとしても超瞬間最大風速の話「そんな日もあった」程度の内容がなぜか大々的に記事になっているもので、長期の継続は意図しないと推察します。


  • 薬剤師(貿易関係→製造業。筋トレ愛好家) Pharmacist

    塩野義のものと類似したタンパク質ワクチンは、ノババックス社の他にもサノフィ/グラクソスミスクラインの共同、中国、インド、カナダ、韓国でそれぞれ後期臨床試験のstageにあるとnatureのニュースで述べられている(1)
    飲み薬はメルクやファイザーが強力なプロダクトを開発していることは周知の事実であり、安価な薬が有望な結果を出しているとCNNの報道もある(2)。
    気がかりな状況だ。
    (1)https://www.nature.com/articles/d41586-021-03025-0
    (2)https://www.cnn.co.jp/fringe/35178770.html


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    S&S investments 代表取締役

    「飲み薬は2021年内の承認申請を、ワクチンは22年3月までの実現」。これまでゴールを動かし続けてきて、またどちらも実現しないに100万ペリカ


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