「根回しがヘタな人」がわかっていない5つのコツ
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根回しは、上の立場になるほど重要度が大きくなってくるスキルですね。意外かもしれませんが、外資系企業も根回しが非常に多く、根回し次第で結果が雲泥の差になります。
外資では「アライメント」という表現をよく使います。同じ意味ではあるものの、相手と50/50でお互いにしっかり同じ立ち位置で賛同しているという、もっとヘルシーな印象ですね。
企業の進め方で、アライメントの取る順番は違えた方が良いですが、経験上最も組織的に健全なのは、関係部署との横の繋がりのアライメントが先の方が、効率も良く強い組織です。最終承認者の根回しを最初に済んだ後に、関係部署や現場に伝えると、反感を生むリスク大です。それよりしっかり現場や横の関係部署とのアライメント=同意を取った上で、上に提案した方が全員同じ立ち位置で、チーム力も上がります。
さらに、根回しの相談内容次第で、直接対面のミーティングか、会社メール、もしくはTeamsといったメールツールが良いかは、微妙な匙加減の判断が大切です。アライメントのスキルを味方にすると、やりたいことがスムーズにいき自身もチームもモチベーションUPになり、楽しい仕事に繋がりますね。昔は「The日本」「社内政治」って感じで嫌だなぁ、と思ってたんですけど、最近、根回しって
あなたの事を尊重してますよ
という意思表示なんじゃないかと思えてきました。
なので、それを疎かにするリーダーや人は、チームプレイが巧く出来ないんじゃないかな、と。根回しという言葉を使うから印象が悪いのであって、どちらかというと調整ごと(外部に対しても内部に対しても)は将棋の駒を進めるようなもので交渉には必須です。
にしてもこの記事、
・書類など提出納期は必ず守る
・上から目線で物事を頼まない
・「ありがとう」を声と形にして表す
がソリューションって目線が低すぎませんか。
ま、これらも(人として)大前提必要ですけど、部下が上司の力量を判断する材料はここじゃないでしょう。
状況を理解し、敷衍して、解を出せるか、または解を出す方向に導けるか、という話では。
あまりに部下や現場の人を甘く見過ぎだと思いました。
お土産持ってきゃいいってもんじゃないで!