米GE、会社3分割 航空エンジン・医療機器・電力に
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注目のコメント
東芝だけでなくGEも!
金融部門はかなり小さくなったが、それでもエンジンや医療など事業に紐づくファイナンスはまだ一定やっていたと思う。そこはどうするのだろう?(リリースを見ても見当たらない)
https://invent.ge/3C1En8x
取引としては、2023年早期にヘルスケア事業をスピンオフ(これはGE発表では非課税となる見込み)。そして2024年早期に再エネ・電力・GE Digital事業のスピンオフ(こちらも非課税)。そしてGEは航空フォーカスの事業者になる、と。
その意味で、金融事業は航空フォーカス部分だけ残り、あとは撤退・売却といった感じか。
また航空領域では、United TechnologiesがP&W(エンジン事業)をRaytheonに売却したり再編が一定進んだ。Boeingは色々な企業からエンジンを調達しているので買わないとは思うが、GEが航空機器事業を買収していくことはありそう。ある時は、コングロマリット・ディスカウントを、またある時は、統合シナジーを、言い立てる。
笑い話のようだ。
東芝もGEもコンサルタントに乗せられ、組織変更のやった感に自己満足するダメ経営の見本だ。
組織変更で株式の回転売買のように儲けようとする悪質コンサルタントがいる。
コンサルタントには完全成功報酬とすべきだ。
足したり引いたりの経営者の右往左往で、被害を被るのは従業員だ。
スピンオフ後の従業員の給与水準が上がるのだろうか?
コングロマリット・ディスカウントが解消され、株価が上がることで喜ぶのは株主と経営者だけでは?
従業員にメリットはあるのか?こんな日が来るとは10年前は想像もつかなかった。どれも競争力を有していた事業だったにもかかわらず。グローバルに打って出るとアップサイドもあるが、競争リクスもある。
日立と東芝はインフラで国内の安定基盤がある。世界に出ていくと、火傷をしたりしてきた。そしてほぼ同じタイミングで東芝とGEが3社分社化。
そしてインフラ企業の勝ち戦略はまだ次のフェーズへ。間違いなくサステナブル事業が次の本丸。