地熱発電所、原発事故前の4倍に 豊富な資源、「再エネ」で注目
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注目のコメント
増えたのは発電所の「数」。
発電する量(kW)自体は増えてないんです。
このタイトルでは誤解させますね。
「日本はなぜ地熱開発に力を入れないのか!」と怒られること多いのですが(なぜ私に対して怒るのかはわかりませんが)、環境省さんには自然を守るという使命もありますし、その中で規制緩和も徐々にではありますが進めつつあります。
ただ、本質的に地下2000メートルを掘って発電する事業よりは、太陽光発電みたいにパネル並べるだけでできる方が簡単で、事業者としてはそちらをやりたいというのは当然。自分が事業主だったらどちらを選ぶか、金融機関だったらどちらにお金を貸すかで考えたらなかなか地熱は難しい。
規制緩和がさらに進んで、これから地熱が増えていくことは期待したいですが、「なぜやらんのか!」と言われても「じゃ、やってみて!」としか。知り合いがかれこれ5年ほど阿蘇で地熱やってます。その間地震も有ったりして大変なようですが、一番は地元の方を説得することだと言ってました。
国会議員のように地元に根付いて理解して貰うところから始めてましたね。再エネは技術だけでどうにかなるものでは無いということ。
都市部に住むと知らないうちに電気が流れてくる錯覚に陥りますが、再エネに転換するということは天からの贈与を正しく皆で受け取るということで、本来利権が絡まないはずですが、自然からの贈り物は土地と結び付いているため化石燃料のようなポータビリティは無く、一度作ったら簡単には止められないということも忘れてはなりません。地熱発電は可能性がありそうですが,あまり盛り上がりません.
なぜでしょうか?
活火山,地熱を資源として考えると,一部の国しか保有してません.
http://www.bousai.go.jp/kazan/taisaku/k101.htm
ある特定の国にしか利益が行かないようなことには,
グローバル投資マネーも,世間の注目も集まりにくい,という理由があると思います.
まして地熱が豊富,(要は火山です)な場所は,国有公園であるとか,そういう公的機関が保有していることも多く,それも理由の一つでしょう.
そして,今グリーン世論をリードしているEUにはほとんど火山がない,というのが,一番大きな理由では無いでしょうか.