SMBC日興、社債主幹事から相次ぎ外れる-監視委の調査受け
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残念ながら仕方ないですね。同様のことがこれまで何度もありました。現場の担当からすると酷い仕打ちで、正直言って犠牲者とも言えます。
ふと、雪印乳業の昔話が思い出されました。なにか社会通念上含め不都合なことが起きた際に、業界ごとに生ずるネガティヴインパクトに違いはないのだろうか。感覚的には雪印乳業におきた悲劇からすると日興証券におきたことの影響は軽微に留まるだろう。
これを現場の責任だと捉えると、それはそれで責任の荷が重過ぎる。結局、会社の責任だし、それは経営の責任だと言える。雪印乳業におきたダメージが重いか軽微だったかを言いたいわけではない。ただ、なにかペナルティを考える際にその程度が妥当なのか、どこが責任を担う話か、そこをはっきりしないと、結局前には進まない。
叩き潰すのが最善とは全く思わない。あるものは生かしていく方が生産的で、そのためにどこを変えていくのか、明確なアプローチが必要。今回のケースももっと取り締まるべきという話もあるが、雪印乳業ほどになってほしいとも思わない。
経営への権限付与と経営責任の明確化。特に金融機関は取引先企業にガバナンスを主張すべき立場。ある意味先生である。だからこそ、ガバナンスをより高めてより良い見本になって欲しい。
一連のシステム問題も同じ。金融が社会インフラで、免許制であることに甘えていてはいけない。どの業界でも経営の責任は一様で、それが唯一の問題を最小化するための最善策である、というのが今の会社法の基本的な考えだと思う。しょうがないとも言えるし、一方、こういうときが関係性の分水嶺。
しょうがないというのは、企業からすればあえてリスクをとる必要がない。発行体からすれば、社内で「なんでこのタイミングで日興なの?」と、普段以上に説明する必要がある。
一方、こういう苦しいときの支えほど救われるものはない。全社で起こったことと、対面している相手を切り分けて、対面している相手を信じて、その時にリスクを取れるか。
下記はケネディクス元CEOの川島氏の、金融危機のど真ん中での話。金融機関の対比が興味深いし、どの金融機関というよりも担当者単位ではないかと思う部分もある。どの回も本当に濃い…
債券はBondと呼ばれるし、その根幹はCredit。Bondは約束という訳もあるし、Creditは署名や信用。
経済小説家の黒木亮氏の初期作品「トップ・レフト」で、ロンドン証取に「My word is my bond」という言葉が掲げられていると紹介がある。金融業界に入る前だったが、とても良い言葉だと感じた。金融は信用そのもの、だから信用創造という言葉がある。
何を信頼できるかがリスクテイク。それを行い応えることを持続的にできる人たちが、より信用とリターンを得る世界。
https://newspicks.com/news/6281468
https://newspicks.com/news/6283258
https://newspicks.com/news/6286127
https://newspicks.com/news/6291076
https://newspicks.com/news/6298456北海道電力は月内に環境債50億円を起債する方向で主幹事にみずほ証券と三菱UFJモルガン・スタンレー証券、SMBC日興を指名していました。SMBC日興と同社社員が相場操縦の疑いがあることを受け、新たに大和証券を主幹事に指名しました。
SMBC日興社員に相場操縦の疑い、監視委 本社を強制調査
https://newspicks.com/news/6321536