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矢野財務次官の「バラマキ批判」に欠けている視点

東洋経済オンライン
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    (株)TOASU特別研究員(経済評論家・コンサルタント)

    矢野財務次官の論文、小幡績先生の「矢野康治財務次官の論文は99%正しい」、山崎元氏の「意見は大いに歓迎したいが、論旨には賛成しない」ともども、面白く拝読しました (^^)v
    家計と企業が共にフローベースで貯蓄過剰の日本では「誰かが借金を増やしてくれないと困る」から政府が借りて使う形になっていて、それでもなお日本全体が貯蓄過剰でモノやサービスが広い意味で余るので、物価は上がらず金利を上げる必要もなく、政府は必要なら何時でも増税で国民の貯蓄を吸収して財政を健全化する余地を持ち、「政府が借金のカタとして発行している国債の値段は暴落しない」という状況を続けることが出来るのでしょう、たぶん。
    民間に過剰な貯蓄がある限り政府がそれを税金で吸い上げても国債で吸い上げても短期的な効果は同じですが、国債で吸い上げたカネは償還の義務が伴います。国民がそれを返せと永久に言わない限り問題は起きませんが、何かの拍子に国民が返済を求め始めたら大変です。とはいえ国民の貯蓄を政府が借りている形である限り、いざとなったら政府は増税で有無を言わさず償還分だけ貯蓄を召し上げれば良いわけですが、徴税権が及ばない外国から借金しているとそうは行きません。「本気で財政に対する警鐘を鳴らしたいのであれば、日本国債の外国人保有比率が13%にまで上昇していることにも触れるべき」とのことですが、国債を外国に売らなければ消化できなくなる事態が日本のアキレス腱。さしもの財務次官もそれを示唆するようなことは、怖くて出来ないんじゃないのかな (・・?
    『「このままでは破綻する」のではなく、日本財政は「必ず破綻する」』と小幡績先生が書いていらっしゃるけれど、破綻がいつ起きるかは誰にもわかりません。今の高齢者も政治家も、自分が生きているうちは大丈夫と思っているのでしょうが、政府の借金が膨らんで1980年代に起きた中南米の混乱を銀行の国際部門に身を置いて経験して以来、いろんな国の混乱を眺めて来た私の実感は『破綻はある日突然やって来る』。自分が生きているうちは大丈夫と私も信じたいけれど・・・ (^^;


  • 大学非常勤講師、銀行系シンクタンク エコノミスト

    文章の最後の方にある「地方の経営者は矢野論文をおおむね好感していて」という箇所が興味深い。
    「ばらまき」や「MMT」を論じるエコノミストは国士みたいで恰好が良いが、なんともうさんくさい。その理由は、主張が「経済にタダメシはない」、という原則に反するからだ。


  • 某上場企業 内部統制部門 部長

    >最後にこの10月、コロナが減って地方出張が急に増えた筆者が見聞きした範囲では、地方の経営者は矢野論文をおおむね好感していて、むしろ「政治家のバラマキ論議」を警戒する声が多かった。「みんながみんなバラマキに拍手喝采してなどいない、見くびってはいけない」という矢野論文の認識は、間違っていなかったと申し添えておこう


    『バラマキ』という言葉の印象操作の結果でしょうね。自分をマトモだと思う人であればあるほど、バラマキなんて許せん!と言うでしょうw

    これがもし、分配という表現のみで報道されていたら、それだけで受け止め方が変わっているとは思います。

    個人的には、分配でもノーですけどね。分配の前に成長が当たり前なので。分配は、あくまでも方法論でしかななく、いつ誰がどうやってバラまくの?という話に終始しますよね。枠内のお金の流通だけだから。

    そうじゃなく、そもそも経済を発展させなきゃ。


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