コンクリートで船を作った歴史があるのに洋上風力では認めない日本のヘンな規制
週刊エコノミスト Online
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「浮体式洋上風力発電に使用されるコンクリート製の浮体構造物が日本の規制では使えない」という専門的な記事をエンジニアリングビジネスの宗敦司編集長に書いてもらいました。「コンクリート製が日本で建造できれば地元雇用の拡大につながる」、という現場の声を拾った内容ですが、記事の途中に出てくるNEDOの動画「次世代浮体式洋上風力発電システム「ひびき」建造の記録」もぜひ見てほしい。
https://www.youtube.com/watch?v=GJAj1DGPPak&t=10s
バージ型の浮体構造物の建造は日立造船境工場で建造され、瀬戸内海をえい航して北九州港の響灘に設置されるます。この一連の作業は圧巻です。
実は宗さんと私は30年ほど前、この日立造船の境工場を見学しています。当時まだ新入社員だった技術者の方々が、いまバージ型浮体構造物を製造しているのかもしれない、と思うと感慨深いものがあります。
実はその工場見学の記念にもらった境の職人の包丁は出刃も含め2本まだ我が家で現役で今も切れ味鋭いです。記事の内容とは矛盾しますが、境の包丁も境工場の技術者の方々の匡の技も継承してほしいと痛感しました。