今週のスタートアップニュース5選。注目EdTech企業の勝ち筋
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注目のコメント
ライフイズテックを取り上げていただきありがとうございます!
また、先日の資金調達のご報告に、沢山のお祝い・激励の言葉を頂きありがとうございました。
ネットでもいろいろ反響頂いたんですが「なんで中高生向けプログラミングスクールでこの調達額?」って見方もあったかと思うんですが・・・違うんです!!キャンプ・スクール事業はもちろん今後も続けていくし、コアバリューなんですが、もはやそれだけの会社では全くないのです。
ディズニーとのテクノロジア魔法学校(アメリカでも拡大中!)、学校向けのプログラミング教材「ライフイズテックレッスン」(既に全国30万人が使ってる)、企業向けDX支援事業など、事業が多角化しながらどれも大きく伸びています。そして、特に今はプロダクトづくりに注力をしていっています。
教育企業としての想いは昔から一貫して変わりませんが、テックカンパニーとしてもう1段・2段成長していくためにこれまでとは比べ物にならないほど技術と人に投資していきます。そして、プログラミングやデータサイエンスなど新しいことを学ぶ人たちにとって、最高のLX(Learning Experience)のプロダクトをもっと広く届けていきたいと思っています。
ざっくりまとめると、今回の資金調達はライフイズテックの「第二創業のスタート」です。20世紀型教育を21世紀型に変えていく、社会をアップデートする仕事をしたい方、ぜひ仲間に加わってください!
追伸:
より詳しく今後のライフイズテックについてCEOの水野が書いたnoteはこちらです。これからのライフイズテックが目指す先が書いてありますので、ぜひご覧ください😊
https://note.com/yusukemizuno/n/ne0d10897fc03セコイアのストラクチャー変更は個人的には今年一番の最重要ニュースと捉えています。
名門老舗VCであるセコイア自身が伝統的VCのビジネスモデルを自己破壊し、償還期限の制約、未上場株に特化したアセットクラスの制約を取っ払おうとしている。
エバーグリーン化によってステークホルダーのインセンティブを、より純粋にスタートアップの事業成長に集約することができ得る施策。
これはシリコンバレーの一VCの競争戦略、また上場株を主戦場とする投資家への対抗策という面で見てもたしかに面白いのですが、社会に対するインパクト、スタートアップによる新産業創出という大義に沿って見ると、日本でこそ実現すると強烈なインパクトを発揮し得る施策だと思います。
かれこれ5年以上、Post-IPOスタートアップの重要性、「第二の死の谷」の克服を言い続けていますが、こうしたストラクチャーが日本で機能したら、本当にスタートアップが社会の主役に躍り出るかもしれない。
そんな妄想と期待を込めて、このモデルが本当に機能するか観察したいと思います。旬なニュースがずらり。Fundorr Marketによる未上場株市場の活性化はスタートアップのエコシステムをさらに発展を感じさせるし、Life is Techの資金調達は(atama plusに続いて)EdTechの盛り上がりを実感させるし、Infcurionの資金調達も、(単なるFintechというより)Fintech as a SaaSとしてFintechの次の動きに期待をいだかせる。
Life is TechもInfcurionも、非常に地に足のついた事業展開をしてきたサービス・企業であり、特にInfcurionは業界のインテル的な存在でもある。両Tech領域とも、hype cycle的に幻滅期をこえて大きく広がっていくのではないでしょうか。