バイトマン独連銀総裁退場はラガルドへの抗議か
東洋経済オンライン
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バイトマン総裁が辞めたのは何故なのか。本当の理由は定かではありませんが、これで2世代続けてブンデスバンク総裁が任期途中で辞任したというのは考えさせるものがあります。緩和姿勢を巡る対立は一般的に指摘される争点ですが、そもそもバイトマン総裁は中銀が気候変動対応に与することに関して否定的であり、就任前からやたらとそちらの発言に熱を上げてきたラガルドとは恐らく相性は良くなかったと邪推します。どちらがセントラルバンカーとして真っ当なのかは時代が決める話です。
後任は初の女性ブンデスバンク総裁とすれば、シュナーベルECB理事の登用があり得ますが、そうなると4代続けてドイツ人はECB理事を任期全うできずという事実も浮上し、体面に障る話にも思えます。(ブンデスバンク総裁よりECB理事の方が格上という見方もありますし)。