【気軽に読む】今、最も面白い中国の「消費ブランド15選」
コメント
注目のコメント
この新消費のトレンドは、一見「最近中国ブランドが
盛り上がっているな」とだけに見えますが、俯瞰すると
小米Xiaomi(家電)、蔚来NIO(自動車)から脈々と
続く10年レベルのトレンドの最後の出口にも見えます
つまり、
・20年スパンで「世界の工場」として生産能力を鍛え
つつも、「スマイルカーブの底」に喘ぐ中国が
・「海亀人材」(企画/コンセプト)、「デジタル化
(マーケ/販売)」、「新世代」(ブランド)、
「VC/エコシステム投資」(資金調達)といった
ドライバーでスマイルカーブを這い上がり始めた
(例:P&G出身者が既存OEM工場 (の既存レシピ)
活用しつつ、Z世代相手にWeChat上でファン
マネジするコンセプトで、大量VC資金を集め
短期上場したのがPerfect Diary)
・機能性高い商材からブランド価値を構築しやすく、
家電→自動車→一般消費財と来ている
・皆、「広義のD2C」とも言えるし、「スマイルカーブ
ハッカー」とも言える
ただ、昨日の別記事にもコメントの通り、中国では直近で
加熱し過ぎて新消費は一旦「反省期」に...
・VC大量資金→新規マーケ一斉投下による短期的な
急成長を前提とし、中長期的なブランド構築/ロイヤル
顧客化に至らず
・結果、上場ゴール案件(或いは上場前に息絶える
二番煎じ/三番煎じ案件)が続出...
・最近の新消費のベンチャー案件のピッチでは、
リピート率がPerfect Diaryよりどれだけ高いか 等
が語られることも
https://newspicks.com/news/6299036
なお、この流れに日本/日本企業は殆ど絡めておらず、
寧ろ言葉を選ばなければ、良いように使われっぱなし
・コンセプト: Copy from Japanのもとに日本風も多
・サプライチェーン: 日本生産/日本原材料も強みになる
→ 勃興する「日本ぽい(けどなんか違う...)」爆速成長
中国ブランドに短期でかなり刈り取られた
短期的な加熱はあれど、マクロには構造的にメガトレンド
であることは間違いなく、何とか日本としても食い込め
ないかと個人的には考えています
・反省期の中、ブランド構築/顧客ロイヤル化といった
中長期/本質的な価値を訴求し果実を得られないか等すごい。知っているのもありましたが、知らないものも多かったです。
それもそのはず、上海にもオフィスあるのに、コロナで2年近く中国に行けておりません。
ゼロコロナで国内の経済活動は、活発な中国。また変化のスピードが早いので次に訪問したらまたすごく変わっていそうです。
『中国版ロレアル』を目指すコスメブランドのWeChatでのチャットでやり取りして個別やり取りの中でクーポンを送ってリピーターを捕まえるやり方は、もーしかして、手作業かもしれません。
中国のECは、チャットが発達していますが、それは、大きな人工を背景に、24時間リアルタイムでチャットを返せる人海戦術ができるからです。
また、おしゃれな書店、ライフスタイル提案型の書店は、記事中に、『日本の蔦屋書店を彷彿とさせる』とありますが、そもそも、日本の蔦屋書店も、台湾の「誠品生活」という、ライフスタイル提案型書店を参考にしたと言われています。
本はネットでなんでも買える時代、書店の価値は偶然の出会いや、ライフスタイルの提案にあることは、共通になりつつあります。
驚くのは中国の追いつく、そして、越えていくスピードの速さですね。日本ではAmazonで本が買えるようになってから、ライフスタイル書店が流行るまで、もっと長い時間がかかっています。
今後は何が流行るのでしょう。
2年ほど前に中国人の方が『上海の女性は、めちゃくちゃ洗練されてきたが、男は、やや、もさっとしている。伊勢丹メンズ店みたいなのが、まだない。』と言っていたので、ファッションや美容では、男性より女性市場が、中国でも、先行しているのだと思います。
となると、今、中国で、男性ファッションで、起業すれば、流行るかな?!
しかし、ブルーオーシャンだと思い飛び込んだら、みんな飛び込んできて、あっという間にレッドオーシャンになるから、青にすぐ赤が混ざって、『パープルオーシャン』と言われる中国の新規起業。
…わたしには勇気が出ません…(^_^;)本文プラス、板谷さん、濱野さんのコメントでリアルな感覚が伝わってくると思います。こういう記事とコメントで相互補完されるのは、NewsPicksの原点らしくてよいですね。
私も数年前から中国に通うようになって、結構、おしゃれ、かっこいいものがあるのだなと肌感で感じていました。そして、東南アジアや日本などにも、中国の製品が入り、しかもZ世代を中心にいいね、と受け入れられていく様子をみて、古い中国観のままではまずいと感じました。セミナー等の場でも、東南アジアで中国ブランドが若い世代を中心に受け入れられていく様子を触れることもあります。
決定的だと感じたのは、日本の10代女性が読むファッション誌に中国コスメ特集が定番となり始めたと、3年ほど前に見たことです。韓国コスメが強い市場だと思っていたのですが、中国も載せないと関心を引き寄せられないというコスメ業界関係者が話してくれました。
コロナ禍でこうした肌感を感じられないことは、ビジネストレンドを的確に把握できないことにつながりかねないなと感じています(その後の流行り廃りは発生します。板谷さんのおっしゃる「反省期」のように)。今後、移動ができるようになっても、「リモートでできるよね」となって現場に足を運ぶハードルにならないよう切に祈る次第です。
HEYTEAについては、シンガポールでGrab Foodを使ってのデリバリー体験を書いたことがあります。(仕様は現在、少し異なっています)
https://newspicks.com/news/4068087
また、もう一つ、板谷さんのコメントで深く共感するのが「良いように使われっぱなし」です。これは、東南アジアでも近い動きが発生しています。日本人からするとちょっと違和感のある日本風だけど、カジュアルに日本的なものを消費する人にはそこまで分からず、日本のものとして受け入れられる。でも、やっているのは現地や日本以外の外資企業だったりというパターンです。
実際に、当地のシンガポール人や日本人以外の外国人と話すと「あれをやっているのは日本の企業じゃないよ」「本当?」という会話は、ときどき発生します。日本人同士でも日本の会社だと思い込んでた、ということもあります。