店員から「ありがとう」と言ってはいけない…新橋の居酒屋の「非常識な接客」のヒミツ
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注目のコメント
「お客様は神様です」ではない。
国民的歌手・三波春夫さんの有名な台詞である。初めてこの言葉が語られたのは、1960年代のことだったらしい。
三波春夫さんは「歌う時に私は、あたかも神前で祈るときのように、雑念を払ってまっさらな、澄み切った心にならなければ完璧な藝をお見せすることはできないと思っております」というふうに語っている。
が、その「お客様は神様です」というフレーズだけが独り歩きし、本来の意味とは違った形で広まったのではないか。
当たり前だが「お客様は神様」ではない。そもそも「お客様」という呼び方自体、何だかキモチワルイ。「お客さん」で十分ではないか。
元々「商売は対等」である。
買う側も、売る側も、「お互い様」なのだ。どちらが欠けても成立しない。そういう意味では「ありがとう」は、お互いに発せられるべき言葉でありたい。どちらが先に言うかなどと、考えることすらどーかと思う。それをまた、マニュアル化すべきじゃない。単純に「過度なクレーマーはお客さんではない」ということだ。言ってはいけないわけではなく、言ってもらえるということなんですね。つまり、「お客様より先に」言ってはいけないのですね。
お客様が自らの口でありがとうと言うことで、自分は満足したのだ、いい店だったなあと自己認識する上に、自分の耳で自分の言葉を再確認するのでさらなる刷り込み効果もありますよね。
お客様が「いい店だったなあ」と余韻に浸れる良い効果もありそうです。それもまずはお客様を大切に思うサービスがあってこそ。
素敵なお店ですね。飲食店は味とサービス両方が重要ですよね。どちらもしっかりこだわって腕と心を磨いているのでしょうね。簡単にできることではないと思います。 笑顔が見えるような記事でした。