「メンタル不調」とは無縁だった大昔の人々が当たり前のようにしていた"あること"
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昨今のネットライターの書く非専門的な雰囲気コラムかと思ったら大間違いでした。
仏教と心理学の目指す方向性の違いがよく分かる良記事です。
~精神的に弱い人の問題だけを、わざわざ取り上げて扱うのは仏教の仕事ではありません。仏教は科学的な宗教ですから、もしも精神的な問題を抱えているなら、まずはその分野のお医者さんに看てもらって病気を治してから来るべきなのです。~
注目のコメント
タイトルだけ見て薄っぺらい記事かと思ったら仏教の観点からの考えが述べられていて面白かった
昔のほうが、餓死するかも、戦争で殺されるかも、というリスクにさらされていたわけで、今とは比べ物にならないストレスだったのでは、と思ってましたが、確かにストレスは期待値とのキャップ、ということで言えば昔の人は「そうなったらそうなったで仕方ない」と受け入れる心があったのであれば確かに「ストレス」は感じて無かったのかもしれません今回、なかなか深いです。
》昔の人々にはそれほど精神的な病気がなかったのです。なぜかというと、自然の中で生きていたことで「ものを認める」ということが、生活の中でできていたからです。
》高慢さというか、「俺たちはなんでも知っている。なんでもできる」というくだらない考え方さえ捨てれば、精神的な問題も存在しないのです。
》一般的には、たいていの人間について、「べつに問題のないノーマルな人間だ」と考えますね。ちゃんと勉強できて、ちゃんと仕事があって、ちゃんと結婚して家族がいてうまく生きているから、それで問題はない、という理屈です。うーん、
でも、昔の方々もただ認めるのではなく、なんとかコントロールしたいと思ってたから、宗教、哲学、科学、医学、経済などがこれだけ発展してきたわけですよね。
メンタル不調に関しては、医学が発達してきて言語化されるようになってきたことから、はじめて問題として認識されるようになったということかと感じます。