豊島、CVCの勝ちパターンを作る逆説的プロセス - INITIAL
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CVCと一言でいっても、たくさんの戦略があり、多種多様なかたちがある。
そして、それは企業としての向き合い方があらわれると思っていますが、豊島、みやびベンチャーズの取り組みは注目です。
1ヶ月程度でDDから投資までを完了するCVCがある中で、その投資判断をあえて3ヶ月にしていること。
3段階のプロセスをつくり、1段階目として若手や中堅社員を中心とした意欲あるメンバーが参画していること、そしてそのメンバーは入れ替わること。
特に後者は丸井グループの共創投資(CVC)活動プロセスと同じではないかと感じました。
今後も注目していきたい取り組みです。
丸井グループの取り組みはこちらです。
https://initial.inc/articles/cvc-toranomaki-maruigroup豊島は自社の強みを活かし、昨今のCVCの動きとは真逆のCVC運営体制にしています。
特に元VCの井上氏と共同出資で新会社を設立して二人組合形式でのファンド運営をされているのはユニークな点ではないでしょうか。井上氏は独立系VCのようにキャリーを得ることができる。豊島は自社にいないスタートアップ投資に知見のある人材を巻き込むことができます。
今年、福島県で豊島、投資先のプロダクトを活用したスマートタウン構想を発表しました。エンドユーザーの声を直接得られる上、自治体にとっては新たなテクノロジーを取り入れることができます。今後の進捗に注目したいです。