「サプリメントvs食事」の議論はもう終わりにしよう
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日本人は「量的」栄養失調は殆どないが、「質的」栄養失調である可能性は高いように思える。食事だけで必要な栄養素を摂取しようとするのは難しいため、自身の体を科学して必要な栄養を選択する必要がある。これが画一的でないため難しいが、とても面白いところ。
注目のコメント
今回は、サプリメントについて私が知りたいことを全部聞いて記事にしました。
そこで気づいたのは、「サプリメント=養殖された栄養」もしくは「サプリメント=弱い薬」という自分の中のイメージ。
だから、なんだか体に悪い気がするし、なんだか効果が薄い気がする。
みなさんも、そんなことないですか?
全部に答えを出したつもりなので、ちょっとでも「わかる」と感じた方は、ぜひご覧くださいね。
これは文字数上、記事から落とした話。
昔って、三角形とかハートのサプリメントとかありましたけど、あれは「薬と混同させるような形状にしてはいけない」っていう決まりごとがあったからだそうなんです。
へぇぇ!サプリメントは人工物の塊と言う
イメージが間違っている、
と言うことを伝えるのは
とても大切ですね。
そもそも栄養素単体の効果は
かなり限定的ですし、
天然物由来だとしても、
なんらかの抽出過程を経ます。
藻類サプリメントなどは、
素材のまま吸収し易く
細胞壁を処理する程度ですけれども。
たしかにサプリメントで摂るのと
同じ量の栄養素を食べ物から摂るのは
とても大変なんですが、
そもそもそんなに大量の栄養素を
摂らないと人は健康を維持できないのか、
と言うところも議論の余地があります。
今はサプリメント業界では
常識となっていますが、
アムウェイ社が自社サプリメントの
マーケティングで主張し始めた
現代の食材の栄養素は昔の1/10以下、
と言う様な情報も数字のトリックが
かなりあったりします。
「サプリメントか食事か」については
まず食事を改善することが先決。
と言うのが昔から変わらない結論です。
最先端のサプリメントをいかに活用しても、
普段の食事への気遣いが無ければ、
効果はかなり限定的かほとんど無い、
と言うことも分かっています。
目的に応じたハイドーズ利用を
一時的に行うことで
症状の改善などを期待出来ると言う
報告もありますが、
365日続けて使うものではないです。
同じ食材やサプリメントを
長期間続けて摂ることで、
アレルギー反応が起きるリスクが
高くなりますし、
吸収率も低くなりますので、
食材やサプリメントも
定期的にオンオフしたり、
ローテーションしたりすることも
大切ですね。個人的にもヘルスケア・ウェルネスがとても好きなので興味深く拝見しました。(ウェルネスのコミュニティも運営させて頂いていたり)
欧米では確かに、意識・リテラシーが高い層向けの多種多様なサプリがありますね。
アメリカの友人は「何となく健康に良いから。これひとつ飲んでおけば」と言う形ではなく、自身の疾患や遺伝などを良く理解された上で、かなりターゲットされたものを摂取しています。
ヴィーガン用、パフォーマンス向上系のアドプトジェンサプリから、腸内環境の菌を整えるものなどから選ばれて。
そして、きちんとした医学的根拠はもちろん、多数の論文のメタ解析を元にされている情報を、個人的には一番重視しています。
さらには、サプリの効果は個人差やその他の状況にとても複合的に影響されるものだとも思いますので、やはり、徹底するのであれば血液検査などは重要かな、と。(アンケートを通じた、なんちゃってパーソナライゼーションは、個人的には精度が高くないと感じています)
日本でも、本当に必要な、本質的な、良心的なサプリが、ウェルネスの一助として、(全てではなく)、機能したら良いですねーー🌿