「要するに」を使うとパワポ資料が劇的改善する訳
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日本語は
AだからBです。BだからCです。・・・・
とボトムアップに積み上げていく言語です。
これで最後に「要するに」と言ったところでその前に聞く方は疲れるし、「結論は何なんだ」といらいらしてしまうことすらあります。
プレゼンのときは
言いたいことはXXです。その理由は3つあります。1つ目は、・・・。2つ目は・・・。
とトップダウンでストーリーをたてるとうまくいきます。
ドップダウンのメリットは
・最初に結論が来るので、結論を常に頭に入れて話を聞くことができる
・ポイントの数を明示しているのであとどれくらい話が続くか見積もれる
・ポイントの切り替わりを明示するので議論に脱落したときにそこから再度入っていける
などがあります。「キレイで見やすい資料」と「分かりやすく伝わりやすい資料」は全く別物だと思います。
相手に伝わりやすい資料ほどシンプルで、余計な言葉を極限まで削ぎ落とし、誰もがパッと見てすぐに内容が分かる見せ方になっています。
私自身も資料を一生懸命作り込んでも「何か言っているようで何も言っていない資料」と何度も言われたことがあるので、“ただキレイに作らない”ことを意識しています。私もプレゼンをするときには、自分の言いたいことを伝えるのではなく、相手の聞きたいことを伝えることを意識しています。更にそれをしっかりと相手の記憶の残すという意味で下記の部分が大変参考になりました。
『SNSで使う「#(ハッシュタグ)」のようなイメージです。細かい部分は忘れてしまったとしても、ハッシュタグさえ覚えておけば、それを起点にして大まかな内容を思い出せる――そういった「要するに」を示すことで、スライドは飛躍的にわかりやすくなります。』