民放キー局5社、番組をネット同時配信へ 日テレは10月2日から
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10数年前ネット企業のいち旗手だった時、テレビ局はまだ専制君主で、たくさんの仲間が振り回され泣かされている様子を見てきました。
通信対放送の戦は、放送が通信を一方的に敵視し、技術的に柔軟性のある通信陣はなんとか中に入り込もうとして、使い潰され唾を吐かれる構造でした。
ぼくはたまたま一部の先見性のある制作会社さんと組めたから良かったものの、全体としては負け戦でした。
あの当時ネット企業を足蹴に気炎を吐いていた放送幹部は、いま何をしているのでしょうか。
恐らく、そんな事実は忘れて時代に合わせて言葉を変えていることでしょう。
諸行無常を感じます。
注目のコメント
イヤだイヤだと避けてきた民放のIPサイマル放送がようやく実現ですか。
10年以上かかるうちに、物理TVの前に座って視聴する人達の数もだいぶ変わってしまったし、くだらない番組の垂れ流しをリアルタイム視聴するのもバカバカしくなってその当時から主体的にTVを観る習慣がなくなりました。その後、同時配信だけでなく、アーカイブ化がどうなるでしょうか。
Youtubeとの視聴体験の大きな違いは、いつでも見れるかどうか。
共時性がキーとなっている地上波テレビが、Youtubeにどこまで「寄せる」のか、気になります。
Youtube以外の、テレビのビジネスモデルに似ていた「ネット放送局」にとっては脅威となるかもしれませんね。製品としてのラジオやラジカセは20世紀末に手放して縁遠い存在でした。
ところがです。radikoがスマホアプリ化→過去1週間以内の番組を聞けるようになって以降。ラジオを随分聞くようになりました。
https://newspicks.com/news/1799125
今、このコメントを書きながらもj-waveを流しています。「どんだけラジオ好き?」という状態にw
音楽産業や出版業もそうですが、伝統メディア産業にとってもスマホは一丁目一番地の施策。TV番組のネット配信は好手と感じます。
ただ、radikoは別のアプリを使いながらでもOK。
他方、スマホにおけるテレビは「ながら」利用ではピクチャーインピクチャーで勝負するしかない。
ということで、
●スマホ画面のさらに小さなピクチャーインピクチャーに最適化させた番組が登場
●そうした極小画面最適化番組の数字が好調に
●テレビ番組の見せ方も変わる
──という近未来まで見えました(答え合わせは10年後にw)。