男性の新たな避妊法に、超音波で睾丸を温める避妊具「COSO」がダイソンのアワードを受賞
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ヒトへの応用はこれからですね。避妊率、効果持続期間、実生活て使いやすいのかなど気になりますが、実用化されても、感染症予防の観点からはコンドームと併用ですね。
そして男性が避妊に応じてくれないリスクを考えると、やはり女性が自分で自分の身を守るに勝るものはないかと。安全性は置いておくと、アイデアと発想はとてもユニークですね!日本人も斬新な思いつきは大切ですね。
人間の精子の質に対する環境温度の影響に焦点を当てた疫学調査はほとんどありません。生殖補助医療での精子操作は、37℃ではなく21℃で実施する必要があります(1)。
精液の質については、10,802 人の縦断試験では13°Cが「最適な」温度になるようです。温めると避妊につながるという原理を考えてのもののようです。勉強になります。
(1)Is fine morphology of the human sperm nuclei affected by in vitro incubation at 37 degrees C?. Fertil Steril. 2007;88(6):1589-1594. doi:10.1016/j.fertnstert.2007.01.069
(2)https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0160412019315193ノートパソコンを太ももの上に置いて常時使っていると、精子が劣化する等「熱」に精子が弱い事は古くから語られていましたね。
それを別の形で避妊法にするとは、面白いですね!
引用:超音波で発生させた精巣組織の深部熱によって精子の運動性を変化