【石倉洋子】新首相の下で「デジタル庁」をとにかく前に進める
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組織のあり方。人事評価制度。他の省庁との関わり。そういうことが変わらないままこのような象徴を作ることが正しかったのか。税金の無駄遣いになると心配しているのは私だけでしょうか。
注目のコメント
デジタル庁の真新しいオフィスで、石倉洋子デジタル監にインタビューしました。霞ヶ関の省庁よりは、紙が少ない印象で、オフィスはIT企業っぽい雰囲気でした。
取材を終えて、デジタル庁がどこまで実績をあげるかは、日本全体のDXを進める上で、わかりやすいリトマス紙になると改めて思いました。
その意味でも、石倉洋子さんというパワフルですごくモチベーションのある人が、官僚が多い組織を動かしていく上で、すごく適任かもしれないと思っています。デジタルのプロではなく戦略のプロの石倉さんだからこそ手段と目的をテレコにせずやり尽くすだろう。
デジタル化は手段。生活が楽になる、便利になることが目的。
文中の言葉も素敵です。
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あなたの人生が終わる時に、「あなたは何をしてきたんですか」と自問した時に、「私は言い訳リストを作ってきました」というのは、あまりに寂しい人生ですよ。確かにデジタルは、目的達成のツールです。マイカードがまだ3割普及ということで、納得もします。なぜなら「目的」と「利便性」がもっとクリアになると普及も高まるでしょうから。
例えば、アメリカではマイカードより幅広い目的のsocial security number(SSN)が80年以上前からあり、初めて就職をする時点で取得が必須となります。つまり就労者全員のIDです。SSNは、社会保障番号であり、免許証など全てにIDとしてデジタル化で紐付けられています。アメリカでは「戸籍」という概念がないということもありますが、欧米と比較すると日本のID化は、かなり遅れています。
まだまだペーパーが多すぎる日本社会を、ペーパーレスで効率化を図り、より豊かな社会へ繋がることにデジタル庁への期待は大きいですね。