評価額4兆円突破「Canva」の34歳CEO、資産のほぼ全てを寄付へ
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注目のコメント
こういう起業家はどんどん増えていくでしょうね。決して減ることはない。そして、寄付社会のアメリカはもちろんそうですが、スタートアップで日本ほど成功を収めていない国でこそ、こういうトレンドが早く浸透していく気がします。
資本主義がお金から人に回帰すればするほど、国家や企業が単たる箱や仕組み、つまり目的も達成するためのものに過ぎず、あくまでもそれを実現する主体も、その便益を享受する主体も人であるからです。
安定的な国家公務員やサラリーマンでなくては生きづらい社会においては、起業は大きなリスクでありましたが、もうその時代は終わりました。
十分に豊かになった社会においては、リスクに見合ったリターンのためではなく、解きたい課題、実現したい社会のために会社やスタートアップのエコシステムといった仕組みを活用してする、という考え方になっていくのでしょう。
この記事の起業家はまさにその思想である、と言っているように思います。かなり初期の頃からCanvaを使っていますが、ここ最近はさらに出来ることが増えているように感じます。
資金調達やIPOについての考え方もそうですが、下記のコメントが出てくるのは世代だけではなく彼らの一貫した根本の考え方なのではと、インタビューや登壇の時の話からもいつも感じます。
「会社が稼いだ金を自分たちの財産だと考えたことは一度もなく、その管理人に過ぎないと思っているから」うちも細々と動画コンテンツを作っているのだけど、初心者でもCanvaを使えばプレゼン動画を簡単に作れて使いやすい。そして、30代の女性がマルチビリオネアとなって資産のほとんどを寄付する。確実に新しい価値観が広がってきている