パイオニアがDJ事業を米KKRに売却、人員削減も
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パイオニアに関しては感覚的な意見が多い気がしますが、数字を見ると合理性が少し分かってきます。
【2015年3月期の第一四半期】
車載:売上800億 当期純損失30億
DJ:売上200億 当期純損失35億
http://pioneer.jp/corp/news/press/2014/pdf/0805-1.pdf
シェア1位でも利益を出せないのであれば、シナジーの効く他社が引き取った方がユーザーも幸せかもしれません。
市場としてカーナビは渋いかもしれないけどGPS自体やビッグデータに関してはメーカー側も力を入れていくはずなので、成長性はあると思います。
【追記】Katoさん、ご指摘ありがとうございます。早計でした。バリュエーション600億ということは利益ベースで60億前後あったりするかもしれないわけですね。(デューデリの詳細が分からないのでまったく違うかもしれませんが…)こういう事業判断は数字を見ずに議論してもあまり意味がないと思うので、懲りずに気をつけつつ数字は持ち出していこうと思います。以前から出てた報道(下記リンク)がFinalize(今日パイオニアは事業説明会)。カーエレ一本で勝負に出るというところだが、プラズマ撤退時にすべてやっているべきだったというのが正直なところ。
https://newspicks.com/#!/news/601378/
http://pioneer.jp/corp/ir/library/announcement/
<追記>酒井さん書かれている業績は、DJ機器だけでなくオーディオなどそれ以外も含めたホームエレの業績(そしてDJ機器以外は先日のリリースの通り、オンキョーとJVになる)。今日のリリース見ると、DJ機器は昨年度の売上約200億円、ホームエレ全体は約1100億円。DJ機器は元々ブランド品で原価率低いだろうし、約600億円のバリュエーションがついていること見ると、結構儲かっていると思う。他のオーディオ機器やBluドライブなどは、ヤマダの店頭に行けばわかるように価格競争だし、そこでPioneerのブランドがあるからどうこうという商品ではなく、規模がなければかなり儲けにくい環境だろう。<追記終>