鉱山車両で進む電動化・水素化。米キャタピラーは“ゼロエミ”トラック開発
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日本の「建設業の環境自主行動計画 第7版(2021―2025年度)」では、2050年までにCO2排出量を実質ゼロ、2030~40年度の出来るだけ早い段階で2013年度比40%削減が明文化されていました。
大きなパワーが必要な建機は、電動化に向かないとされてきましたが、顧客がカーボンニュートラルに取り組むのであれば、建機メーカーも対応せざるを得ないということで、重機メーカーの電動化・水素化の動きが加速しています。
コマツの海外事業者との連携が記事で紹介されていますが、日立建機とスイスのABBも電動重機について共同開発契約を締結しています。
https://new.abb.com/news/ja/detail/79698/abbs-high-power-battery-technology-helps-transition-to-all-electric-mining-operations
電動化・水素化だけではなく、少なくとも日本ではハイブリッド型の重機やバイオディーゼル利用も考えられていますし、ディーゼルエンジンで発電機を駆動して電気を作るディーゼルエレクトリック、有線のような動力源も視野に入れられており、様々な方面から検討がなされています。鉱山や大規模工場などの公道を走らない特殊車両(オフロード法)の、
EV化や水素利用が進む事は素晴らしいですね。
大型特殊車両からEV化が進み、
工事現場レベルで使う機械がEV化されれば排気ガス問題や騒音は飛躍的に改善します。
これは周辺環境への環境負荷低減だけでなく、
現場で働く方々への負荷低減にもつながります。
日本でもEVバックホーはありますが、現実的には有線利用となる為に利用は限定的。
技術革新が進み静かなEV建機が増える事に期待です。