15億円の広告事業から撤退しSaaSに賭けるFringe81の決断
ITmedia ビジネスオンライン
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広告事業から撤退し、SaaSに専念するという決断を行なった田中氏にインタビューしました。
祖業からの事業転換は簡単な意思決定ではないと思いますが、ピアボーナスを実現するためのSaaS Unipos に対し、自信と可能性を強く持っている点が印象的でした。
今回の事業転換にあたってはSansanから大型の出資を受け、実質的なグループ入りとなっており、国内SaaS企業のM&A事例ということで今後どのようなシナジーが出るかにも注目です。これは本当に凄い決断です。数ヶ月前まで私は米国のメディア事業を経営していましたが、昨年、コロナで広告事業が大きく売上減少に見舞われた際に、人員をほぼ半減する大ナタを振りましたが、完全撤退という意思決定までは出来ませんでした。広告事業に携わるメンバーや広告主、その他のステークホルダーがいる中で本当に苦しい意思決定だったと思います。SaaS事業での再起を期待しています。
『今回、広告事業から撤退しSaaS専業の決断を行うことは非常に難しいことでした。』
社外取締役としてこの議論に参加させて頂き、この決断をした田中さんには創業経営者としての強い覚悟を感じました。私は6月株主総会にて退任しましたが、fringeいや uniposの未来を今後も応援しております!