【松石禎己】管理職には「陰徳」が重要だ
NewsPicks編集部
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そうなんですよね。
『陰徳というと「陰徳あれば陽報あり」で、人知れず善行を重ねれば、仏様が見ておられて、報いがあるとされます。でも、私は仏様が見ていようが見ていまいが、自分が正しいと思うことをやればいいと思っています』
安田財閥の祖である安田善次郎は「陰徳」の人でした。人知れず善行を重ねれば仏様が見ているから報いを得られるはずだとの考えは本当に陰徳ではないんですよね。
私は仏様が見ていようが見ていまいが、自分が正しいと思うことをやればいいという達観こそが本当に陰徳です。「私は仏様が見ていようが見ていまいが、自分が正しいと思うことをやればいいと思っています」
松石さんのこの言葉が、まさに靴磨きの活動にも現れていると感じました。サラッと言ってのける姿に感銘を受けました。『陰徳』とは、あまり耳馴染みのない言葉でしたが「人に知られないように密かにする善行」のことを指すのですね。
人間たいがい自分がする行為は人に認めてもらいたく、わざわざ見せにいったり、誇張したり、といったことがあると思います。しかしそうではなく、自分自身の中で納得のいく善行を重ねていくことが大切で、特に管理職になって尊大になりがちな時に意識することが大事だと理解しました。
これは本当に意識していないとできないことですね。余裕と自信も必要です。