1時間で地球のどこへでも 米企業、宇宙活用競う―移住構想も
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要するにミサイルとほとんど同じ技術で飛行するということになります。今まではミサイルに人を乗せるなんて、、と誰もが思いましたが、ファルコンロケットが一段目を地球に落としてオシマイではなく、上手に誘導して軟着陸させて再利用しているさまを見てから、俄然この方式が脚光を浴びてきました。
それでもちょっと宇宙空間を覗くだけで一人2000万円以上のコストがかかるので、地球の任意の場所に行けるとなると一人一回5000万円というのは妥当なところかなと思います。
弾道ミサイルと軌道も同じはずなので、迎撃(攻撃)もしやすく、セキュリティ的に要人の輸送にも向かないように思います。プライベートジェットを自分で保有しているようなお金持ちなら、乗ってみたいと思うかも知れませんが…
例えば東京から大阪に行くのに高速バスや新幹線、飛行機などさまざまなチョイスがあるように、長距離の移動において飛行機以外のオプションを与えてくれるという意味では、夢のある話だとは思います。高速二拠点間移動をするのは軌道速度に準ずる速度を出さねばならずΔVは相当大きくなる。現行のVSS Unityやニューシェパードはサブオービタル機なのでそれは無理。実現できそうなのはStarship+SuperHeavyだけだろう。Starshipに座席どれだけつけられるのかと、再整備のコストがどれくらいかかるのかによりますね。流石にメンテナンスフリーは無理だろうからなぁ。
高速で移動できるようになればなる程、一見地球が小さくなる様に思えるが、実際には人間はその移動の間にあるものに無関心になっていく。
移動速度の高速化を求める欲求と、それを実現するテクノロジー。それらを主に利用する人達の意識に対する影響は無視できない。こうやって、社会はより疎外され分断されていくような気がしてならない。
また、高速移動にはより高い加速度が必要で、加速度は究極には移動のエネルギー効率とトレードオフの関係にあるので、高速移動の比率が増えれば増えるほど移動に必要なエネルギー量は非効率になっていく。