【完結編】ビジネスにも役立つ、デザイナーの見方・考え方
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個人的に、優れた世界観や優れた商品は、
2回うみの苦しみ味わってると思ってます。
1回目は観察を徹底的にして、問いを導き。
問題は何か、それの課題は何かを導き。
方法のコンセプトを導き、デザインに落とす。
2回目は最初の商品情報の100%になるので、
商品企画・コンセプトとデザインは直結している
必要があり、そこが本当の意味でしっかりハマるのか。
ここにはデザイナーの力量もあるでしょうが。
それと同時に、デザイナー以外のメンバーがどこまで、
それまでの工程を腹落ちしているか。
日本の場合は、〇〇がないからだというところで揶揄される
ケースも聞きますが、経営層も含めて腹落ちして考える機会が
増えれば、まだまだ可能性あるのではと思います。
注目のコメント
「世界観」を創ることは、ブランドの命ですね。look and feelやトンマナ(tone & manner)とよく言いますが、いかにトンマナが徹底して細部までこだわり抜いているかが、ブランドとしての価値を高めます。
だからこそappleは、卸ビジネスだけではなく、直営店を出している。なぜなら、卸ビジネスでは自分たちが100%コントロール出来ず、徹底したブランドの世界観を創れないから。
そして、「こだわり抜いた世界観」は、社内資料ひとつでも対象です。どの立場・部署でも全員が同じ理解である事が大切。世界観とは関係なさそうで、一見ドライなPLやKPI資料でも、「世界観が統一された資料作り」は、とても大切。どの部署が作る資料でも「〇〇ブランドっぽい」というこだわり・トンマナの統一は、社員の意識を高め、必須の要素。だからこそ、デザイン要素を取り入れることは、どの仕事においても必要なスキルですね。超高濃度でお送りしたプロピッカー新書「デザイン編」も今回で最終回です。デザイナーの見方・考え方は、単に制作にのみ役立つのではなく、ビジネスの現場にも大いに応用が可能です。巷でよく言われる「デザイン思考論」よりもさらに具体的な内容をお届けします。
この連載によって、デザインすることについて深く考えることができました。頭で考えていることを言語によって表現するか、図形によって表現するかの違いはありますが、明らかに図形の方が理解しやすい。
マニュアル作成時(デザイン)に使い方プロセスそのものに問題があることがわかったという話が出てきます。それはデザインすることによってみえてきたこと。システム設計も、当たり前ですがデザインです。
リモートワークで模様替えをしよう、インテリアを変えよう、と思った時に、そのイメージをまずはデザインしてみる。日常生活でもデザインはいきてきます。