デジタル庁事務方トップに石倉洋子・一橋大名誉教授起用へ
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注目のコメント
デジタル庁の事務方トップは必ずしもエンジニア出身である必要はなく、政治的な腕力が求められているわけものありません。デジタル化について正しい視点を持っておいていただければよく、その意味で石倉先生は適任だと思います。あとは、周りをどんなメンバーで固めるかで、ここを流れに逆行する官僚の人選にしなければ(この期に及んでそれは無いと思う)出だしとしてはうまくいくのではないでしょうか?
デジタル化の推進は規制改革と両輪で、その一方の輪である規制改革会議の議長に夏野剛さんが就くことが決まった以上、デジタル監はあまりとんがった人でない方が却ってうまくいきそうだというのが、私の見立てです。なり手が見つからないポストのようなので、女性にお鉢が回ってくるのではないかと思っていました。経歴から見るとあまりテクノロジーにご縁はないようなので、「ほら女はやっぱダメじゃん」とならないか不安ですが、とりあえず見守ります。
<追記>
「落ち目の企業・組織のトップ」に女性を持ってくるという現象がよくあり、「Glass cliff」と言われているそうです。(アメリカ人の友人に教えてもらいました) https://www.investopedia.com/terms/g/glass-cliff.asp#:~:text=Glass%20cliff%20refers%20to%20the,chance%20of%20failure%20is%20highest.
<追記2>
ツイッターのコメントで、「女性達が応援しないで、見守るだけでいいのか」とのご意見をいただき、私も意見を翻し、石倉さんを(遠くからではありますが)応援することにいたしました。去年の緊急事態宣言のとき、オンライン取材を受けていただいたことがあった。オンライン会議なんてデジタルのうちに入らないくらい普通のツールだが、去年のGW前後の段階だと、企業のトップ層はまだアレルギーを持っていたり、操作は社員任せという方が少なくなかった。石倉さんは少なくてもそういう昭和の石頭系ではなかった。だから適任とまでは言わないけども、そんなにネガティブに見る必要もないのではないかと。
追記
いまブログを拝見したら、今年の春から週に3日、Pythonを学んでいるとか。
https://yokoishikura.com/?p=36294
これも、だから適任とまではいわないが、まわりに「やっといて」と頼める人が自ら手を動かそうとする好奇心の強さや向上心に感動した。これから重責を担う方に失礼な物言いだが、現役感がすごい。こういうふうに歳を重ねたいよね。