【プロ解説】デザイナーとの協業で知っておきたい3つの点
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クライアントに「共創」という考え方があると、とても良いクリエイティブが仕上がります。単に一緒につくるのではなく、相手側の熱意と意図がハッキリしているケースが多く、さらにお互いに納得しながら作り上げていくので、結果、クリエイティブだけではなく、過程も含めて満足度の高いものが出来上がります。
逆のケースでよくあるのは、窓口の方と決裁者との意思疎通もしくは意見統一ができていないこと。決裁者が伝えきれていないのか、もしくは窓口の方が自分の意図だけで進めたのか。要領を得ず、全く進展しなかったりひっくり返ることも間々あります。ツギハギだらけのクリエイティブでしかも誰も責任をもたないが故に誰も幸せにならない、満足度の低い仕上がりになります。
「こだわり」とは少し違いますが、意志をもった作品作りが成功の鍵だと思います。
そして…QCDは本当に知っておいてほしい考え方ですね…。
注目のコメント
発注者とデザイナーの関係が、互いに共創しあって、高め合うものであるのが理想だ。
僕はデザイナーとの、この共創の場が大好きなんだけど、それが成立するのって、こちら側に強烈な「想い」があることが大前提だと思っている。
その想いがクッキリハッキリしていればベターだが、そうでなくてボンヤリしていても、とにかくあることが重要。
デザイナーの皆さんの役割は、それをカタチにすることなんだけど、せっかくならその想いに共感してくれたり、ワクワクしてくれた方が、きっと仕事のクオリティは高まるはず。
だから、そうなるまで想いを伝える、コミュニケーションをとる、ことがとても重要なんだと思う。
これって別に、デザイナーとの仕事に限ったことではないんですけどね。今回は依頼者向けとしてまとめましたが、これらは全てデザイナーが意識しておきたいことでもあり、表裏一体だと改めて感じました。
目的達成に必要な知識と専門性を集め、ゴールを目指す。依頼者とデザイナーが良い共創関係をつくることができれば、熱く楽しく議論を重ねることができ、ひいてはそれが良い成果につながると思うのです。
デザイナーと対話しながらプロジェクトづくりをするための観点として、参考になれば嬉しいです。グラフィックデザイナーとクライアントは共創関係にあるべき。そのとおりですね。クライアントの中には、劣悪なアートセンスやメッセージセンスを押し付ける人がいます。こうなると手のつけようがありません。逆に任せっぱなしというのもアウトプットに冴えがなくなります。
広告を見ると、デザイナーとクライアントとのバランスがわかります。そしてどれだけ練られたものかも。