【解説8冊】デザイナーが選ぶ、デザインの基本が学べるおすすめ本
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デザインという単語に含まれる意味は非常に広いです。
人生のデザイン・思考のデザイン・仕事のデザイン・もちろんグラフィックデザインやプロダクトデザイン・ヘアデザイン・衣装デザイン・私の周辺ではゲームデザイン・などなど・・どんなものでも、デザインと言えてしまうので。
だから「~のデザイン」と注釈なり補足が欲しいです。
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この補足説明が「デザイン」では非常に重要です。
たとえば、グラフィックのお仕事で「もっと派手に」の「もっと」とはどの程度なのか人によってニュアンスは異なるのだし、なにを「派手」と感じるのかも人によって異なる。
そうではなく「どういった層に、どういう印象をあたえたいか」といった前提とともに、要望を伝えてくれた方がデザイナーにとっては仕事はしやすいのです。
(デザイナーではなくオペレーターを求めているのであれば具体的な指示をすれば良いでしょうし、自称デザイナーのオペレーターさんも多い)
デザイナーにとっては、デザイン能力よりもコミュニケーション能力のほうが重要というのが現実です。
クライアントの「こんなものが欲しい」というオーダーがあって初めてスタートする、全件特注の制作仕事なのですから、クライアントの要望をヒアリングし、また、デザイナー側の提案を正しく伝えることが出来ないと、仕事が進んでいきません。
フォトグラファー/カメラマンには「こんな写真が欲しい」「こんなイメージで」と、想像している脳内ビジュアルイメージを伝えることは出来る人が多いのに、
どうしてデザイナーには、中途半端に具体的で言葉足らずな説明をする人が多いんだろう。
これらの本を読んで、そういった理解が深まると嬉しいなあ。
注目のコメント
デザインを生業にしている人でない限りは、自分で「イチから」デザインを作ろうとするのは避けるべきだと思っている。巷には、見やすい・センスがいいとされているフォーマットが沢山落ちている。まずは、それを見つけて、TTP(徹底的にパクる)する。自己流が出てくるのは、そこからかな、と考える。
連載「JobPicks Voice」をつくっているチームで、夏休みに勉強するなら何?というブレストをした際、出てきた意見の一つが「デザイン」でした。
プレゼン資料をつくる時や、広報やマーケ、人材採用で自らWebツールを使って情報発信する時、手掛けるサービスのUIやUXの良し悪しを検討する時など、デザインの教養があったら「仕事がうまくいくようになる」職業は年々増えています。
ならば、デザイン業務を本業としない人たちも、デザインの基本を学ぶにはどうすればいいか?そう考えて、プロのデザイナーが読んで「おすすめ!」と感じた入門書を、推薦理由と共に8冊ほどピックアップしてみました。
中には、「この本でUXデザインが学べるの?」と思うようなタイトルも。日々勉強しているプロの知見はすごいなぁと感じました。ぜひチェックしてみてください。