菅内閣、支持率31％で最低更新 コロナ病床確保に不安79％
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記者の質問にまともに答えずいきなり「ロックダウンしても世界で意味なかっただろう」と総理がブチ切れた、イライラするのは分かるが総理はこれまでの施策が失敗だったことを先ずは認めるべき、といった趣旨のコメントをテレビが流しているのを目にしました。こうした評価の積み重ねで支持率が落ちて行くのでしょう、たぶん。
厳しい行動制限を行わず集中砲火を浴びたスエーデンですが、人口１００万人あたりの陽性者数と死者数のこれまでの累計を厳しいロックダウンを経験した英仏独、そして米国と比べて見ると、首相の言葉も頷けます。ついでに日本の数字を眺めると、欧米並みのパンデミックは日本に無かったと言って良いほどの小ささです。国民の社会生活と経済を守ることを考えるなら、必要以上の活動制限を躊躇された理由も分からないではありません。
スエーデン 108,418人（1,432人）→英仏独と変わりません
イギリス 92,508人（1,957人）
フランス 93,125人（1,661人）
ドイツ 45,900人（1,106人）
アメリカ 109,992人（1,872人）
日本 8,612人（122人）→米英仏独と比べ、極めて小さな数字です
敢えて際どい言辞を弄すれば、財政と経済に嫌でも責任を負わざるを得ない政府と、財政は政府任せで緊急事態宣言を要求すれば済む知事会、人生に一度あるかないかの活躍の機会をコロナ禍で得ている専門家、コロナ禍の巣篭りで視聴率と広告料が上がったメディアとは立場が異なります。
いろいろ差し障りもあるのでしょうが、ここまで来たら、根拠を示しつつ後者に対抗し、SNSでも何でも使って信念を積極的に、かつ直接的に発信して信を問われる方が良いように感じないでもないですが・・・ 国民との対話で以心伝心はたぶん無理。政治は言葉という側面があるように思わないでもないですが、そうは行かない事情があるのでしょうか。（・・;共同通信の調査では最低更新ですが、まだ底割れしていないことに政権は安堵しているのではないでしょうか。五輪の高揚が政権の浮揚にはつながらなかったことは他の調査でも共通しています。懸念された五輪後の感染拡大が現実のものになり、医療崩壊で国民はパニック寸前、これに広島、長崎の相次ぐ失態といい材料は何もありません。今は、野戦病院をはじめとする思い切ったコロナ対策、そして大雨の被害救済に全力を挙げる時です。支持率は後からついてきます。
相変わらず「野党ガー」がいっぱいいらっしゃいますね。
野党に任せられないって言うけど、公文書は偽造するわ、質問に答えないわ、そもそも憲法無視して国会は開かないような今の政府に見切りをつけて、未知数だが野党を信じてみる方がよっぽどマシだと思いますけどね。
