札幌 「第4波」で人工透析患者118人がコロナ感染 半数余が死亡
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人工透析を受けている患者さんは、「腎不全」というコロナの重症化リスクがありますが、それに加えて、糖尿病や高血圧、高齢など他のリスクを抱えているケースが多いことから、この高い死亡率につながっているものと思われます。
一般的な維持血液透析では週3回、1回4時間ほどの通院を要することから病院やクリニックでクラスターが発生した場合に透析患者内で感染が広がりやすいという背景があります。また、記事にもありますが透析をしている方がコロナに感染した場合には透析ができる病院の入院先を探す必要があり、入院先を探すのは他の患者さんよりも困難になることがしばしばあります。以前から危惧していたことが起こりました…
透析患者を抱える医院は外来もやっていますが、これらの医院になぜコロナ患者を受け入れないんだと批判していた方々がいましたが、致死率が高いためです。
以前のコメント
https://newspicks.com/news/5558938/?utm_medium=urlshare&utm_source=newspicks&invoker=np_urlshare_uid2709228&utm_campaign=np_urlshare
全国どこでも起こる可能性があります。
透析を受けている人は普段普通に生活していたりします。
週3回、1回4〜5時間、多くは日中に通院で透析を受けます。
このような方々も生きていることを念頭においた行動をしていこうと思います。「致死率40%超」透析患者へのワクチン優先接種のワケ 札幌市
https://youtu.be/NDQle7kn8g0
6月の報道です。
(追記)
このNHKの報道は札幌の事例を具体例として紹介すると共に全国各地でも必要となる対策を以下の日本透析医会など関連学会・団体の提言を元に解説する大変良い報道だと思います。
http://www.touseki-ikai.or.jp/htm/03_info/doc/20210802_current_status_of_hospitalization_adjustment.pdf
上記の地元テレビによる6月の報道の動画は透析を行う病室の様子や現場の医師の声を取り上げており、この記事を補完するものとして参考になると思います。
(追記2)
上記の動画の報道では札幌市内の2つの病院の様子がレポートされていますが共に患者の殆どが接種を希望したそうです。優先接種なのですからこれは行政と病院による優先指定と実施のコーディネートの問題であって患者の意識云々は全く違うと思います。
また北海道でこの報道があったのはは6月です。しかし当時NP含めメディアでは職域接種の話題で一色でした。今日のこの報道に今更という印象を受けるのであれば、それは本当に優先すべき事柄に焦点をあててこなかった世論やメディアの問題でしょう。