【5選】インターンの経験を、就活にうまく生かせる人の動き方
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採用は「企業が人を選ぶ」という一方通行ではなく、「企業と人のマッチング」という双方向のものです。
マッチングのためには、双方で情報の非対称性は解消しなくてはなりません。現段階、多くは面接という限られた時間のみ・企業側が候補者を知ることに偏った採用がなされています。しかし、これからはインターンなどもっとお互いの距離を近づけて、お互いを知ることが大切です。
僕自身も自分の過去を振り返ってみると、最もスムーズに進んだのは「業務理解が進んでいる」業界でした。
なんとなくしか知らない業界・職種だと、よいアピールもできないですし、キレのある質問もできないんですよね。「何がやりがいですか」とかいう業界も職種も面接官も関係なく、誰にでもできるような質問しかできません。
逆に、知っている業界・職種だと、どんどん具体的な質問が湧いてきます。「こういうアクションがあると思うんですけど、それってみなさんどう取り組んでいたんですか?こういう狙いがあったんですか?」というような話ができ、議論が深まります。面接官も採用しやすいですし、こちらも具体的に想像できるからこそ良さそうかやはり違うのかが分かります。
その点、中に入ってみるインターンはとっても大切ですね。社員にアピールするためにインターンをするのではなく、純粋に知るためにインターンをするのがよいでしょう。純粋に知ろう知ろうと動けば、おのずと積極性が生まれ、会社を知ってほしい企業側にとっても、仕事について知ろうという学生側にとっても、よいインターン経験になっていくことと思います。
将来的には日本も徐々に人材の流動性が高まっていくでしょう。夢だけ見させて引き入れたからといって、そのまま定年までいてくれるわけではありません。
そうなると今、就活をしている若者は転職の可能性も視野に入っているという前提なので、双方向にマッチングできていなければ採用しても辞めていくだけ。穴の空いたバケツに水をいれるがごとくになるでしょう。採用費だって馬鹿になりません。一方通行で企業側が偉そうにいられる時代は終わり(すでに言えない企業もたくさん)です。この夏休み期間に、学生インターンを受け入れている企業の人や、サマーインターンに参加しているという学生の方は多いのではないでしょうか?
今では「就職前に参加必須」と言われることが多いインターンですが、複数企業のインターンを経験したいと思っても期間が合わない、一方で1day〜3日間程度の短期インターンでは仕事理解を深められないというジレンマを抱えている人が少なくないと聞きます。
そこで、JobPicksのロールモデルで、インターンを経験して「納得のいく就職」をしたと語る8人の経験談をもとに、上手なインターン活用の方法を5つのパターンに分けて分析してみました。
中には、いくつかのインターンを経験したのち、興味のある仕事を深掘りするために大学を休学して長期インターンに臨んだ人や、そもそも働きたくないと思っていた価値観を変える経験をしたという人も。
「就職に有利」というだけで、漫然と参加しないためのノウハウになっています。
学生を受け入れている企業の方々も、ここで取り上げた「学生インターンの本音」を踏まえて、仕事を共にしていただけたらいいなと思っています。インターンする学生側にとっても、インターンを受け入れる企業側にとっても、良い仕組みであることには変わりないですね。
外から見た企業と、実際に中で働いてみると全く違うことが大半だと思います。
そのような認識相違を極力無くすために、是非有効活用して欲しいです。
せっかく採用した人材が、離れてしまうのはお互いにとってアンハッピーでしかないので。