最大9次下請け、564社関与 持続化給付金「中抜き」批判の電通再委託問題 経産省が検査の最終結果公表:東京新聞 TOKYO Web
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注目のコメント
これを見て「新手のネズミ講」だなと思った。
で、電通が悪い感あるけど、
実はこのネズミ講の「親玉」は「国家」なんだよね。
国家ってなぜかナチュラルに暴利を踏んだくるフランチャイズシステム。
加盟を基本的に選べないのが辛い。持続化給付金が支給されてもやっていけず、どんどん飲食店が潰れているなか、その持続化給付金の交付事業で、電通がなぜか、一手独占で扱い、しかもそれをさらに再委託して、中抜きをし、56億円に近い不労所得をえている、という話。記事はちょっとわかりにくいが、オリンピックとコロナ、両方で電通はひどい仕事をしているんだな・・・・。
IT後進国に凋落する元凶ですね。
末端の方に行けば行くほど、スズメの涙となり、これでは中国のIT企業から受注した方がいいということになりかねません。
丸投げで、「あとはよろしく」とばかりに下請けに落ちていくさまは、大企業が中小零細企業を搾取するということにつながりかねないし、それを商慣習だと開き直れば、結局日本のITは衰退していくだけです。
SIビジネスから転換しようとしている大手IT企業の努力も、多重下請けの甘い汁との決別をしなければ、グローバルでの競争力は2020年代に失ってしまうでしょう。
税金が不効率な多重下請けの中抜きの中で蒸発していくのは、国民おためにもなりませんし、将来を考えれば電通にとっても望ましいことではないと思います。
政治が既得権益を守ろうとすれば、それだけ日本の産業転換が遅れ、グローバルでの競争力をなくすだけです。
官僚の中にIT人材が乏しいこともあるのかもしれません。人材育成とともに、優秀な若手のIT人材を政策決定のリーダーに登用する気概が政治には求められるでしょう。そうしなければ、日本はいつまでたっても「ハンコ」文化の不効率から脱却できないでしょう。
率先垂範、言行一致というごく当たり前の文化であれば、中抜き文化など生まれようがありません。
小さな不効率が大きな不効率となり、その不効率が利権を生み出しているという構図が、今回の持続化給付金の中抜きで白日のもとに晒されたんですね。