Airbnb創業者に学ぶ「イケてる事業計画書の書き方」。たった10ページ余で30億ドルを資金調達できた秘訣
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元も子もない事を言うと、事業計画の内容・完成度は事業フェーズによって異なる…です。とは言え、それだけでは勿体無いので少し補足を。
最近では初期投資においてもこの内容では厳しい印象です。押さえるべきポイントは間違いではないですが、各論点をどこまで検証できているのか、次に何が検証できればさらに事業の蓋然性が高まるのか、その検証計画は今のメンバーで実行可能なのか、などを説明できなければ投資承認に至るのは難しいと思います。
新規事業開発はとにかく仮説構築とその検証の繰り返しによって精度を高めていくことが重要です。従って、事業案の素晴らしさに加え、その確からしさを高める計画と実行力も問われると考えます。
注目のコメント
そもそも日本では創業期から資料として完璧な事業計画を求められますが、米国では事業計画よりも実行力と競争優位性を重視しているVCが多いというのもありそうです。
VCがスタートアップを評価する基本ポイント（Sozo Ventures中村さん）
https://newspicks.com/news/7739737この前提には「ここに登場しない多数の検証結果ぎあり、あらゆる質疑に検証結果で答えている」というこのがあるような気がします。
いくら日本と比較して投資がされやすいとは言え、ただの絵空事には投資できません。大企業内の新規事業だとここがもう少し厳しいかもしれませんが「検証結果と未検証の項目を論点に設定して投資を得る」ということができると良いかもしれませんね。実際スタートアップでVCさんとかにピッチする機会が多々ありますが、正直この量で持っていくと解像度が低いと言われるのが普通です。
基本的に、近年のVCさんの思考は一部を除いて銀行に近いなと感じます。
ビジョンやミッションも当然大事ではあるが、市場規模がどの程度あり、どういう事業計画を組み、それをどう実行し、結果へと結びつけるのか。これをデータソースも入れつつ、証明までしないといけない。
すでに売上が立っているんであれば、説明などほぼいらないので、こういう資料でもいけるとは思いますが、仮設段階では資料で勝負する以外に方法がないというのが現実だろうなと思います。
