バイデン大統領、香港市民に最長１年半の米滞在許可－中国の抑圧指摘

コメント

選択しているユーザー

• 鈴木 一人

  東京大学 公共政策大学院教授

  ・2021年08月06日

  イギリスが香港の人たちに特別なビザを出すというのは、旧宗主国という立場を考えれば理解できるが、アメリカがやると非常に攻撃的な感じもする。それだけ明確なメッセージではあるが、中国を道義的に非難することになるとはいえ、中国の行動を変えることにはなりにくい。

注目のコメント

• 陳 言

  日本企業（中国）研究院 執行院長

  ・2021年08月06日

  ほんとうはアメリカに行きたいすべての香港の方にアメリカ国籍を与えたほうがいいと思います。
  アメリカから特別の待遇を受けて一年半滞在したとばれると、はたして香港に帰れるでしょうか。あるいは帰ったら仕事も見つけるでしょうか。
• 塩崎 悠輝

  静岡県立大学国際関係学部 准教授

  ・2021年08月06日

  300万人の香港人が国籍をとれるようにした英国の措置に比べれば限られていますが、諸外国の中では踏み出した措置です。「中国の抑圧を受けた人々のため」と、中国政府に対立する動機であることを明確にしています。
  　1年半米国に滞在してもいい、ということになると、相当な資産がある香港人は、起業して投資家ビザを得たり、米国の大学に留学したり、米国人と結婚したりして、米国に居住する手段を得ることもできるでしょう。
  　米国は移民を招き続ける必要がある国なので、この措置で米国に移住してくる香港人であれば、十分に歓迎されるでしょう。