デジタル人民元の威力 「使いやすさ」侮れず
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中身は読めていませんが、冒頭部分だけ読むと「キャッシュレス(デジタル決裁)」と「仮想通貨決裁」の区別ができているか?と不安になります。
「仮想通貨」の中でも、「デジタル人民元」は「政府発行」という意味で、世界で唯一のものです。
これから、どうなるか?は、正直、まだ先がみえませんが、これまでのAlipayやWechatPayとの差は、原理的にも、実用的にも、政策的にも押さえておく必要があると感じています。
※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません
注目のコメント
タイトルにある「デジタル人民元の威力」というよりは、キャッシュレスツールの利便性がいかに価値交換手段の選択において重要かという内容の記事かと思います。
中央銀行が発行するデジタル通貨(デジタル人民元)か民間企業が発行する電子マネーかは別として、「使いやすさ」に配慮を欠いたツールは淘汰されていくはずです。
その上で電子マネーツールではお馴染みの「お得感」や「わくわく感」(ゲーミフィケーション)を、どう付加的に創出できるかがツールとして選ばれるための重要なポイントになると考えています。先日、上海の方々と中国におけるデジタル人民元の検討状況についてディスカッションしました。
正直なところ、消費者としてはAlipayやWeChat Payを上回る利便性は感じないとのことです。
双方とも決済だけでなく、アプリが生活全般の起点になる機能を揃えていることに価値があるため、決済だけを切り出して利用可能なデジタル人民元には魅力を感じないようですね。
デジタル人民元は消費者視点にたった利便性向上というよりは、人民元の利用履歴を把握したい政府の思惑によるところが大きそうです。
・ご参考
【大解剖】中国デジタル人民元(DC/EP)最前線 -前編-
https://www.ncblibrary.com/posts/39844