• 特集
  • 番組
  • トピックス
  • 学び
プレミアムを無料で体験

ダブル台風が本州付近を次々と通過する可能性も(杉江勇次) - 個人

Yahoo!ニュース
4
Picks
このまま本文を読む
本文を読む

コメント


のアイコン

選択しているユーザー

  • 国内航空会社 気象予報士

    本州の南の太平洋が、7月の後半からいつもの太平洋高気圧ではなく熱帯低気圧の巣となっていましたが、その総仕上げと言わんばかりに、熱帯低気圧が並ぶ展開となっています。また香港付近にある台風9号は東へ進む予報ですし、沖縄付近でも熱帯低気圧がまもなく台風となる見込みで、今後北東へ進んでくる見込みであることから動向に目が離せません。
    特に沖縄付近で発生しそうな台風は、本州南岸を進んで関東地方に接近する可能性が高くなってきており、場合によっては上陸もあり得る展開となっています。予報円が大きいのは上空の寒気により進路が影響を受ける可能性があるからで、これから徐々に予報の精度が上がり予報円は小さくなってきますので、予報の精度が上がってくるまではいろいろなシナリオについて準備しておく必要があります。
    台風9号についてもひとごとではなく、上述の台風の後を追うように太平洋を東へ進むとしている予報モデルも出てきており、なんとも油断できない、いけ好かない雰囲気です。
    台風がこのように相次ぎそうであるのは、いよいよ熱帯低気圧の巣から本来の居場所を取り返すように太平洋高気圧が西に張り出してくるからで、これらの台風の後は夏の高気圧が本来の位置に収まることになりそうです。特に北日本にばかり張り出していた高気圧が南に来ることになりますので、北日本はようやく猛暑からの解放が見えてきました。ただし本州付近に前線がかかりやすくなることが示唆されており、今度はまた線状降水帯などに気を遣うような状況も考えられます。
    どうぞ常に最新の気象情報をチェックするようお願いいたします。


注目のコメント

  • badge
    フリーライター サイエンスライター・気象予報士

    台風をはじめ、日本付近に熱帯低気圧がゴロゴロ控えていて、油断ならない状況ですね。9号の進路予報は、今のところ日本列島をなぞるような形になっていますが、予報円の中心を結ぶ線上を通るわけではなく、円の範囲ならどこでも通る可能性が高いと考えてください。

    記事にもあるように、台風は近くに複数あると、相互で干渉しあって迷走しがちです。だから今後の動向には注視しておく必要があります。


アプリをダウンロード

NewsPicks について

SNSアカウント


関連サービス


法人・団体向けサービス


その他


© Uzabase, Inc

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか