「デルタ株」首都圏では約90%占めると推定 厚労省 専門家会合
コメント
注目のコメント
ついこないだまで、7割と言っていた東京でのデルタ株が、もう9割なのですね。新型コロナウイルスの中でも様々な変異株が登場し、その中で弱い変異株は、強い変異株にどんどん置き換わっていきます。つまりは、淘汰ですよね。
あっという間に、春ごろに世間を騒がせたアルファ株(当時はイギリス株と呼ばれていました)は、駆逐されつつあります。
(変な言い方ではありますが)従来型の新型コロナウイルスよりも、数倍、感染力が強いというデルタ株。
今までの人流の減り方では感染が減らせない状況になっています。
東京からデルタ株が地方に運ばれて、そこで、感染者が増えていくので、日々、緊急事態宣言の地域が増え、日々、マンボウの地域も増えていきます。
米国のCDCは、「The war has changed 」と、非常にシンプルなメッセージで、戦いのフェーズが変わったことを宣言しました。
人類側のゲームチェンジャーが、ワクチンならば、
デルタ株は、ウイルス側のゲームチェンジャーです。
ここは、もう一度、新しい戦いになってしまったことを、全国レベルで呼びかけ、一律の緊急事態宣言に移行して時間を稼ぎつつ、一刻も早く、ワクチン接種を進める、というふうにしないと、いけないかもしれません。
本当に、「The war has changed 」と感じます。フランスでのデルタ株の拡大はこんな感じ。本当に半端ないです。
https://raw.githubusercontent.com/rozierguillaume/covid-19/master/images/charts/france/variants_nombre.jpeg
ただフランスではデルタ株が確認されるも爆発的には増えない状態が1ヶ月ほど続いたため何が一体トリガーを引いたのか気になります。個人的にはEURO2020の予選リーグで大々的に盛り上がるも(バーとかは滅茶苦茶三密)、続く決勝トーナメントであっさり初戦敗退したためガックリ気落ちしたフランス国民の免疫力が落ちたのかなぁと。冗談ですが。
気になるのは英国でもフランスでもこの新規感染に占めるデルタ株の割合は早くからデータ公開されていて地域別の推移をグラフで追うことが出来ました。他方で日本では同様の可視化が見つからないんだよなあ・・・COVIDのデータに関しては日本はまだまだ色々やれると思います。